1話 ページ2
卒業まであと10日かぁ
正直言うと、早く卒業したいんだよね
今のクラス、そんなに好きじゃないし
担任が柊先生になってから好きだけど、隼人もあんな風になっちゃったし
茅野「A、おはよう!」
『あ、おはようさくら。』
笑顔で挨拶をしてくれるさくら
クラス皆がさくらみたいな子だったらいいのに
廊下を出ると柊先生が沢山の段ホールを積んで歩いているところが見えた
『あ、柊先生…てつd』
魚住「先生…おはよーーぅ!!」
バーンッ!!と大きな音と共に崩れるダンボール
宇佐美「ホームルーム遅刻すんなよ〜!w」
『ひどい…』
先生が反抗しないからって…
私とさくらは先生のもとへ駆け寄り
茅野「大丈夫…ですか?」
柊「いいから…チャイム鳴るよ」
茅野「あ…じゃあ、A行こう?」
『さくらごめん先行ってて。私先生手伝って来るから』
柊「A、俺は大丈夫だから。HR、遅刻するぞ。」
『そんなたくさんの荷物……やっぱり手伝います。』
柊「A…これ重いぞ。だから」
遠慮が多い先生の言葉を遮るように私はダンボールを持った。
『…っく、…何これ……重い』
柊「だから言ったろ。ほらかして。」
『これくらい頑張れば持てます。それより先生、この荷物美術の道具ですか?』
そう尋ねると先生は少し口を詰まらせたがすぐにいつもの優しい笑顔で
柊「そうだよ。ほら俺は大丈夫だから教室に行って。」
『わかり…ました。』
私は先生に一礼し、教室へと向かう。
『…///』
私は先生の笑顔に
とことん弱い
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玲亜(プロフ) - お久しぶりです!わたしもTVer見て、再熱致しました笑更新応援してます!! (6月15日 7時) (レス) @page28 id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
夏稀 - とても面白かったです!続きが気になりすぎます!更新頑張ってください! (2019年1月14日 16時) (レス) id: 2c5245a4fc (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いかったです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2019年1月14日 14時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - これからも楽しみにしてます! (2019年1月13日 18時) (レス) id: da8927da21 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - とても面白いです! (2019年1月13日 18時) (レス) id: da8927da21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めみ。 | 作成日時:2019年1月9日 18時