このスマホ君、どうにかしてください。【名前変換オリジナル】

11話 ページ11

嘘…ッ！



『谷口！？』


光輝「A！？」

その人物は好きな人だった

勇斗「あ、」



どーゆー状況だよ！！これ？
ピンチなのか？谷口に会えたからいいのか？



『ほんとごめん！いきなりこいつが止まるから！』



ほら謝れよ。と無理矢理勇斗君の頭を掴んでお辞儀させる


勇斗「いってーな！」


勇斗君はばっと抑えている手を振りほどき、私を睨む

光輝「あーと、…彼氏？」




『んなわけないじゃん！！』


勇斗「こんな野蛮女付き合う訳ないっすよ。しかも俺コイツの従兄弟ですし…」

咄嗟に従兄弟と嘘を吐く勇斗君
まぁその方が違和感ないよね



光輝「あ、そうなんすか…ど、どうも」


勇斗「こちらこそ。」


お互い微妙な雰囲気で会釈する


光輝「あ、やべ。俺行かねーと…」

谷口はスマホで時間を確認し、焦っている

すると勇斗君が



勇斗「なんすか。デートっすか？」

いきなりなに聞いてんの！？気になるけど…




彼女いそうだもんな





谷口…………







光輝「まぁそんなとこです。」





『ｯ！』


確かに谷口はそういった


優しい見たことない笑顔で






谷口「では…じゃあな！A！」


『ぁ、ばいばい』




え、







え。



『彼女……いたの？』




勇斗「……」

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