【ヒロアカ×リゼロ】チート少女は無個性？ (ページ9)

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学校見学ページ9

校「仕事？此処に来る前はどうしていたんだい？ああ、無理に答える必要はないのさ」

『ロズワール・L・メイザース辺境伯様の屋敷にてメイドをしておりました』

校「なるほど。その服装は正装だったのか…このあたりでは普段着として着ている人は滅多にいないからね」

『だからですか、通行人がリムに好奇な目を向けてきたのは……』

校「そうだ、学校見学の際にこれを掛けていくといいのさ！」

そう言って校長様は文字を書き、渡されたのは文字が書いてある紙、を下げた紐。

『これは……何と書いてあるのでしょう？』

校「あぁ、“学校見学中”だよ。此処の生徒でない君の身分証明に使えるだろう。案内はいるかい？」

『いえ、迷うことはないので大丈夫です。何から何までありがとうございます。ではリムを呼んで頂ければすぐに駆けつけますので』

お礼を述べてから校長室を出た。

『(さてどこから行きましょうか…)』

千里眼で気になるところがないか探していると、

『あれ、この方は先程の………この方のところへ行きましょう』

瞬間移動をして先程の茶髪の少女の後ろへとんだ。

『こんにちは、先程はありがとうございました』

？「へ？わぁっ！！貴女はさっきの！どうして此処に？」

『リムと申します。理由についてはここに』

と言いながら、先程校長様に頂いた物を提示すると少女納得のいったような顔をした。

？「なるほど！あ、じゃあ私のクラス来ますか？あ、私麗日お茶子っていいます！」

『そうさせて頂きましょう、お茶子様』

茶「さっ、様付け！？良いですよお茶子で！！そういえばリムさん年は…」

『今年で16です』

茶「同い年！？しっかりしてるわぁ……。あ、それなら敬語なしにしません？」

『癖なのでなかなか難しいですが…頑張ります…お、お茶子……(照)』

茶「ｸﾞﾌｯ……う、うんリム……」

『では、行きましょう』

茶「うん！ついて来て！」

少し歩いてから、そこそこの大きさの扉の前についた。