【ヒロアカ×リゼロ】チート少女は無個性？ (ページ7)

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事件解決(長文になりました…) ページ7

男達を捕まえ、人質を解放する。

そう決まれば、あとはどうということはない。

以前創った認識阻害の加護を発動させ、透過の加護も発動させて店の中へ入る。
それから分身を2体作り、

トンッ

気絶させる。

「え？何っ！？」

人質だった女性が声を上げたことにより、混乱が広まっていった。
野次馬も騒いでいるし、姿を出さないと怖いかもしれないな…男3人が同時に倒れた訳だからな…。
加護を解除し、話し掛ける。
『お怪我はありませんか？』
女「えっ、はっはい！！もしかして貴女が助けてくださったんですか？」
『そんな大層なことはしていません。ご無事で何よりです。立てますか？』
と言って、手を差し伸べた。
女性はその手を掴み立とうとしたが、
女「痛っ」
どうやら足を捻っていたようだ。
手をかざし回復魔法をかけ、女性に感謝の言葉を貰い立ち去ろうとした時、
「ねえ！君！うちの事務所に来ないかい！？」
と声を掛けられた。
無視しようかとも思ったが野次馬の視線が完全にこちらに向いていて、出来なかった。
『…じむしょってなんですか』

「ヒーロー事務所のことさ！君は素晴らしい個性を持っている！ぜひうちに！」
「いや！ぜひうちの事務所に！」

……なんか、群がってきた…。
『まず、“ひーろー”も“こせい”も知らないのでお断りさせて頂きます。』

「何言ってるんだい、君？ヒーローは愚か、個性を知らない？」

知りませんよ、そんなの
と言おうとした時、近くになんか画風の違う大男が降りて来た。……あの人…。

？「HAHAHA！もう大丈夫！何故って？私が来……ってあれ？もう解決してる…？」

「オールマイト！！それがこの少女が事件発生後1分もしないうちに一人で解決したんですよ！でもこの少女ヒーローと個性を知らないと言っているんです」

『知らないもの、は知りませんよ。リムは事実を述べているだけです。それとも何でしょう、リムに自分の無知を恥じろと？』

オ「不快な思いをさせたならすまないね、ただ…本当にヒーローと個性を知らないのかい？」

『はい、存じません』

オ「(かなりの実力者だろう…ただ個性を知らない？この格好はバイト？とりあえず校長と相談してみよう)もし時間があればついて来てくれないか？」

『……分かりました。丁度これからどうするか考えていたところですし』

オ「じゃあ…」
と担がれそうになったが、

『場所を教えて頂ければ自分で行けますので』
と言って避けた。