【ヒロアカ×リゼロ】チート少女は無個性？ (ページ4)

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此処はページ4

リムはいきなりのことに狼狽えつつも、冷静に状況の把握に試みた。

『(リムはさっきまで村の結界の確認をしていた。その時不意に後ろから気配を感じて…気づいたら此処にいた。)』

此処は何処だろうという疑問の答えを探すべくあたりの観察をする。
ルグニカでは見ない、黒色の道。
通行人も珍しい服装をしているのだが、一部はリムに好奇の目を向けている。少し不愉快だ…。
一番気になるのはなんといっても目の前を凄い速度で通り過ぎていく色とりどりのモノ。
あれはなんだろうか？そういえば周りの建築物も見たことがない。
ベアトリス様は知っているのだろうか。
自分の無知を恥じつつ、通行人に話し掛けることを決意する。
偶然視界に入った茶髪の少女に話し掛けることにした。

『すみません、聞きたいことがあるのですが少々お時間よろしいでしょうか？』

？「？はい、どうしま……し、た？(え、何この人！！凄い美人さんや！！メイド服はコスプレ？バイトかな……？でもこの人のために作られたみたいや…似合ってる……！)」

『あの、お恥ずかしい話、リムは此処が何処だかわからないのです…。それで、話し掛けさせていただきました……』

？「(方向音痴なんかな？ギャップ萌えやわ…)あ、そうだったんですか！此処は…あ、地図見せますね！」

そういって茶髪の少女は四角い板を取り出した。

『失礼ですが、それは？』