【ヒロアカ×リゼロ】チート少女は無個性？ (ページ30)

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オ「なるほど…それがリム少女の推察という訳だね。つまりこれから先も同じことがある可能性が高いため、こちらにも把握をしておいてほしい…と」

『はい。リムの推察が正しければ恐らくまた何度か取り乱してしまうことが予想されるので、それならせめて教員の方には伝えておこうかと思いまして。』

オ「よく話してくれたね！……顔の見知った相手が亡くなるのはとても辛く、悲しいことだ。私も何年も平和の象徴として活動しているが、救えなかった命もある。知らない方でもこんなに辛いんだ……きっとリム少女は今、心が押し潰されそうになっていることだろう」

『＿＿＿＿＿。』

オ「その直接的な要因を取り除けはしないが、辛い時は話を聞くぜ！」

『っ……ありがとうございます』

オールマイト様が優しい方で本当によかった……。スバルについて打ち明けた時、こんな非現実的なことを信じてくださるか不安に感じていましたが杞憂だったようです…

その後リムは仮眠室を出ようとして＿＿＿＿思い出した。

『今は陽日と冥日の境目くらいでした…！』

オ「よ、ようじつとめいじつ…？」

『ここではこの時間帯は夕方、と言いましたか…。皆様が帰宅される頃ですよね？』

オ「え？うん、そうだけど……ぁ」

オールマイト様も気付かれたようです。そう、私は今…

『衣食住の食と住がありません…‼︎あ、ですが幸い日給は頂いていますし、魔法で簡単な小屋くらいなら作れるので野宿しましょう』

オ「いや待って⁉︎ダメだよ！君が凄いのは十分知っているけど、君が凄すぎるが故に敵に拐われる可能性だったゼロじゃない。だから…」

オ「雄英に泊まりなさい」

『え…、よろしいのですか？校長様にも確認をしたほうが……』

？「大丈夫！話なら聞いていたのさ！」

『「校長様/根津校長！？」』

校「ちょうどオールマイトを探していたのさ！君放課後の職員会議忘れていただろう？」

オ「アッ…！すみません！」

校「オールマイトを除いた教員との話し合いで決まったことをリム君に伝えに来たのさ。リム君は突然此方に来て帰る方法もわからない、そして強力過ぎる力を持っている。だから君には雄英の生徒になってもらい、雄英の敷地内で過ごしてもらいたい。いいかな？」

『生徒……はい、ありがとうございます。それでクラスの方は……？』

校「実力と親和性からA組がいいと判断したのさ！
＿＿＿此処が君のヒーローアカデミアさ！！」

『っはい！』