【ヒロアカ×リゼロ】チート少女は無個性？ (ページ15)

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手料理ページ15

瞬間移動した先は食堂。
昼休憩が始まってからそこまで経っていないのに関わらずこの人混み。
この人数を一人で捌いているのでしょうか……。
意を決して台所に立つ影に話し掛けるリム。

『すみません、私リムといいます。あの、校長様からお話伺っていますでしょうか…？』

？「ああ、さっきの！うん聞いているよ！僕はランチラッシュ！今日はよろしくね～」

『はい、では早速。此処の料理は存じ上げておりませんが、一度見れば多分作れるかと』

ラ「とりあえず最初は具材を切ってもらおうかな。ピーマンを切ってくれる？」

『ぴーまん？』

ラ「そこの緑色の野菜。知らない？」

『あぁ、ピーマルのことでしたか。承りました。(加護を創りましょうかね……伝心の加護を派生させる形で思考を読み取りましょう)』

ﾄｶｶｶｶｶｶｯ

その場の全員「「「はやっ！！プロ！？」」」

『ランチラッシュ様。次からは料理を思い浮かべながら料理名を言って頂ければ作れます』

ラ「ｴｯｯじゃ、じゃあ“オムライス”……」

『かしこまりました』

ﾄｶｶｶｶｶｶｯ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
ｼﾞｭﾜｰ
ｶﾝｶﾝｶﾝ
ｶﾀｯ

『出来上がりました』

ラ「早過ぎっ！！僕の需要が～！！(泣)」

生徒「ありがとうございますッ！うまそ～～！！」

茶「あ、リム～！来たよ！」

と言って薄く笑いながら緩く手を振るお茶子。

『お茶子…ご注文は何になさいますか？』

茶「リムが作るのならなんでも！！いくらでも言い値を払います！！」

『値段はあとで決めるとして…少々お待ちください』

茶「いつまでも待つよ！」

リムは作業に取り掛かった。

～7分後～

『お茶子、出来上がりました』

茶「おわー、ありがと……え？？…此処、五つ星レストラン……？」

『意味は分かりませんが、ありがとうございます。値段は…そうですね、ランチラッシュ様、この料理はどれくらいの値段がいいでしょうか？』

ラ「此処が本物の店だったら諭吉さん一人くらいかなぁ……まぁでもこの豪華さで材料費そこまでないからね、600円くらいかな」

「「「「このクオリティーで600円！？！？」」」」

「俺も君に作って欲しい！」「私も！」「僕も！」

『！かしこまりました(微笑)』

「「「ｽﾞｯｷｭｰｰｰﾝ」」」

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昼休憩終了時刻

ラ「お疲れ様～～！！リムちゃん凄かったね～(人気も料理も)集計は…….え？？いつもの3倍はある…。」

この日のリムの給料は5万円を超えたそうだ。