【ヒロアカ×リゼロ】チート少女は無個性？ (ページ11)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:11,851 hit

個性ページ11

そんなこんなで始まった一限(？)だったが……

ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄﾏｲｸ「この問題、分かる奴！！」

まったくわからないです！！
リムは授業を見学しているだけですが、字が全く読めません……どうしたことか……。
＿あ、ああそうでした！！
リムには加護があるじゃないですか！！
翻訳の加護を作りましょう！
全ての言語を翻訳しましょう！←カンニング魔予備軍の思想

よしできました！黒板(？)は………！！
ちゃんとイ文字、ロ文字、ハ文字に翻訳されています！姉様！リムはとりあえず生きていけそうです！

心の中で舞い上がっていると、
キーンコーンカーンコーン
授業が終わったようです。

休憩時間に入ったようでお茶子や他の皆さんがやって来ました。

茶「ほわぁ～……難しかった…。リムは分かった？ってなんか嬉しそうやね」

『はい！途中から全て理解できました！…少し狡いかも知れませんが…』

茶「凄いね！？教科書もなかったのに…、狡いってどういう…？」

『リムの“個性”です』

そう、ある意味間違いではない。
これは私の授かった加護という、一種のリムの“個性”である、此方では特殊能力のようなものを指すと校長様から少し聞いた。
それに、リムについてのこと、出身や加護等のことはあまり口外しないことを勧められた。
リム自身、姉様達は褒めてくれるくらいには強い自覚はある。皆には揃って近衛騎士団に入れば5本指には入るだろうと冷やかされたけど。
とりあえず、リムという特異な存在は“ヒーロー”はもちろん、“ヴィラン”からも喉から手が出るほどに欲しがられるそうで。
だから＿＿＿＿＿リムは、皆さんを欺く。