君との夢の日々。

ピンチ……？《Kuroto.D》 ページ39

まずい。これは非常にまずい。


本来は立ち入り禁止のビルの屋上。
お気に入りの休憩場所だった。

いつも通り疲れを癒すために屋上に向かい、屋上の扉を開けようとした瞬間にｶﾞﾁｬﾘと扉が空く。

出てきたのは私が元々働いていた会社、幻夢コーポレーションの元CEOであり、現在はバグスターである檀黎斗。いや、今は新檀黎斗か。


『あれ、黎斗さんこんなとこで何してるんですか。』

と黎斗さんに声をかけたことが間違いだった。

どこからともなく現れたバクスターが突然黎斗さんを目掛け攻撃。その反動で古く脆かったビルは崩壊を始めた。

いいタイミングで変身した黎斗さんに助けられ、安全に降ろされたはいいものの、入口は塞がれ、狭く埃っぽい空間にいるのは自分と黎斗さんとバクスターだけだった。


『く、黎斗さん、』

｢Aはそこらへんの瓦礫の間にでも隠れていればいいだろう、攻撃が当たれば死ぬぞ。｣

『ひぇっ……』


黎斗さんに言われたとおり近くの瓦礫の後ろに隠れる。それでもバクスター一体に黎斗さん一人で大丈夫なのかな……


｢なにを心配してるんだ。｣

『なんで人の心読んでるんですか。』

｢顔に出てるぞ。｣


と言われ、思わず顔を隠す。



｢大丈夫だ、神の才能のある私がついているのだから。｣


不意打ちに言われたセリフに顔を上げ黎斗さんに見れば、広く強そうな背中があって、堂々とした態度は黎斗さんらしくて、すこしｷｭﾝとしてしまった。、


『信じてますからね、黎斗さん。ここを"2人で"無事に脱出出来なかったら、本気で怒りますよ。』


｢当たり前だ！！神を信じたまえ！！｣


軽そうに攻撃を避け、あっという間にバグスターを倒しちゃった黎斗さんは少しかっこよかったとかそのあと台無しにしたとかなんとか……


✂--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✂


厨二病系雪華@TWICE同盟※先生いますさん、リクエストありがとうございました！！

こんな感じでよろしかったでしょうか……？？

思ってたのとちょっと違ったり、変えて欲しい部分などがありましたら、気軽に言ってください(ˊᵕˋ)


にしても個人的に黎斗さんは口調がイマイチ掴めていなくて難しい……(´･･`)

さようなら。《Noel.T》（※死ネタ注意です））→←なんでも。《Noel.T》

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