初めまして。《Shinnosuke.T feat.Gou.S》 ページ12
私の兄、泊進ノ介は警視庁特状課所属の刑事。いつも忙しそうで休みがないお兄ちゃん。珍しく今日は休みでお兄ちゃんにつれられてドライブをしていた。
「にしてもAと出かけるの久しぶりだったな〜?」
『お兄ちゃんが忙しいからでしょ。私は前からお出かけしたいって言ってたじゃん。』
「そうだな〜、申し訳ない 笑」
幼い頃に両親をなくし、2人だけで生きてきただけあって兄弟仲はいい。なにかあるたびお兄ちゃんのことが心配になるあたりつくづくブラコンだなと自分でも思う。
1日お兄ちゃんの運転でずっと行きたかったところを連れ回し大満足していたところだった。
プルルルルプルルルル
『お兄ちゃん電話』
「お、サンキュ」
スマホをもってお兄ちゃんの耳にあてる。
話終わったお兄ちゃんの顔つきはさっきとは全然違って事件の呼び出しだってすぐに気がついた。
「いいよ、お兄ちゃん、このままいこ。わざわざ休みのお兄ちゃんに掛けてくるってことはお兄ちゃんが必要なんでしょ。」
『A。、悪いな。』
お兄ちゃんは申し訳なさそうな顔をするけど私はお兄ちゃんがみんなに頼られてる事実のほうが嬉しいのでなんの問題もなかった。
現場に着くと可愛らしい婦警さんと白いパーカーを着た人が車の方に来た。
「休みの日にすみません、泊さん」
「いや、大丈夫だ。」
と車を降りるお兄ちゃんに続いて車を降りると白いパーカーの人が少し驚いた顔をする。
「進兄さん彼女いたの?!」
と叫ぶ彼に呆れた顔で「妹だ。」と返すお兄ちゃん。2人のみんなの視線がこっちに向けられるのでペコリと小さく頭を下げる。
『は、はじめまして、泊進ノ介の妹の泊Aです……』
軽く自己紹介をすると白いパーカーの人がこっちにきて
「俺は詩島剛!!あっちにいんのがねーちゃんの詩島霧子な!!」
と自己紹介してくれる。事件現場とは思えない状況のなか急に来るどんより。なんだかんだ今まで経験したことがなかった気がする。
こんなにゆっくりなんだと謎の関心をしているとなにかが走ってきて私のポケットに入る。その瞬間どんよりはなくなり突然のことにバランスを崩した私は剛さんの腕のなかにコケる。
「っと、だいじょーぶか?」
笑顔でこっちを見る剛さんに少しキュンとする。
「剛!行くぞ!霧子はAを頼む!」
と叫んで走って言ってしまうお兄ちゃん。
私の元にきてこっちと私を連れていく霧子さん。
そのあと戻ってきたお兄ちゃんは傷だらけだったけど何してたのか聞いても答えてはくれなかった。
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めい(プロフ) - 麦さん» お答えするまで何ヶ月も待たせてしまい、本当に申し訳ありません。こんな私でよければ是非書かせてください。いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。 (2020年4月15日 4時) (レス) id: 44054d4fe5 (このIDを非表示/違反報告)
麦 - 初めまして。いつも読ませていただいてます!リクエスト宜しいでしょうか?滅亡迅雷の滅で激甘をお願いします。夢主は普通の人間という設定で宜しくお願い致します! (2019年11月5日 19時) (レス) id: 4110a8b533 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ひよりさん» こちらこそリクエストありがとうございました!!そう言っていただけて本当に良かったです……!! (2019年11月5日 1時) (レス) id: 44054d4fe5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - すももさん» わあ、そう言っていただけてとても嬉しいです……!!もちろんです、リクエストありがとうございます……!!! (2019年11月5日 1時) (レス) id: 44054d4fe5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 夢宇さん» お返事が遅くなってしまってすみません、もちろんです!! (2019年11月5日 1時) (レス) id: 44054d4fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めい | 作成日時:2019年1月2日 20時