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続き。

A「政様…。」

政「Aを陥れようとした者の仕業だろう。目処はついている。それをいつ公表するかだ。」

すると、外か声が聞こえてきた。あの声は






皇后様だ。


A・政「ッ!!」

思わず体に震えが走る。私の体を政様はいギュッと抱きしめた。

政「大丈夫だ。俺に任せろ。」


扉が開いた。

琳花「これはこれは大王様。後宮にお越しの際は私にお声を掛けて頂ければいいと言いましたのに。」

政「なんのつもりだ。」

琳花「なんのつもりとは…。私はただ後宮のしきたりに従っているだけですが。」

政「柳雪になぜ罪を着せているのだと聞いているのだッ!!」

皇后様と政様が向き合う。政様の迫力が凄いが皇后様も負けてはいない。

琳花「瑛婕茲菓子を凛充儀に送り、数日後に凛充儀が死んだのでしたら一番怪しいのはこの者だと言っているのです!!陥れようとなんてしていませんわッ!!」

政「この事件はお前には任せない。俺が派遣した宦官に任せる。」

琳花「何故ですかッ?後宮の長は私です!私が事件を解決致します!!」

政「王命が聞けないと言うのかッ!!」

「王命」という言葉にその場にいた全ての人が硬直した。

政「今すぐに瑛柳雪をここから解放しろ。王命だッ!!」

琳花「ッ…。」

皇后様は最後に政様を睨みつけると、出ていった。





しばらく政様は皇后様が去っていった方を見ていた。

政「A行くぞ。立てるか?」

A「あっはい…」

私は政様に手を引かれて部屋を出た。太陽が眩しかった。

政「俺がお前の無実を絶対に証明してみせる。だからそれまで待っててはくれないか?」

A「はい。待ちます。ただ……」

政「?」

A「怖いんです。後宮に入ったばかりでこんなことになるとは思っておらず…。心細いです。」

本音を打ち明けた。話終わると、政様はふっと笑われた。

A「何故笑うのですか?」

政「あまりにもAが可愛かったから仕方がない。俺がいるのに心細いなどと…ふっ」

A「政様‼からかわないでください‼」

政「からかってなどいない。本当のことを言ったまでだ。」

と、いい私を後ろから抱きしめてくる。

A「政様…。」

政「俺はお前を簡単に手放すわけがない。ありえない。心配するな。」


政様が私の頰に手を添えて、自身の顔の方に向ける。

政「本当に俺はお前が愛しくてたまらない。」


と言い、私の唇に触れた。とても温かく、心地よかった。

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(プロフ) - 今まで見た中でダントツ1番です。また更新していただけたら嬉しいです。待っています! (2021年7月20日 0時) (レス) id: f6aca41875 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - とても面白いです!!続きが気になります。政様カッコいいです!更新頑張ってください (2020年3月19日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - すごく面白そうですね!更新が楽しみでしかたありません!これからも頑張ってください。応援しています (2019年11月6日 9時) (レス) id: 36a4111e18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2019年11月3日 22時

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