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You side
政「何をしていると申しているのだｯ!!」
と言い、こちらへと向かって来る。
A・妃達「「「大王様に拝謁致します。」」」
政「楽にしろ」
A・妃達「「「感謝致します。」」」
すると、皇后様も長い裾を引きずり大王様の元へ歩き出す。
琳花「大王様。このような所へ何か御用でございましょうか。」
すると、表情一つ変えずに大王様が仰った。
政「何をしていると聞いている!!何故柳雪は床に倒れていたのか説明しろ!!」
一気にその場が緊張した。皇后様も表情が固まっている。
琳花「…………」
しばらく無言の睨み合いが続く。すると…
？「大王様に拝謁致しますわ」
と、声が響いた。あのお方は皇后様のお母上の欒太主様ではないだろうか。
琳花「お母様〜!!」
と、まるで幼子のように太主様の元へ向かう。
太主「琳花!!何をしているの？大王様がお怒りになって……｡」
政「義母上…。」
琳花「お母様〜。助けてください…。」
太主「本当にお前は。何ですぐに手を上げるの！大王様｡本当に申し訳ございません｡本当に我儘な娘でございまして……」
琳花「でも私は皇后です!!後宮の事は私が決めるはずです!!なのに、何故大王様が出てくるのですか？」
政「皇后が新しい妃にどのようなことをしようとしているのかを見に来たのだ。」
琳花「まるで私が最初からこの者に手をあげようとしていたかのような物言いでございますね!!」
政「実際そうだっただろう。」
すると、政様が立ち上がり私の方に近づいてきた。
政「立て。行くぞ。」
と、私の腕をつかんで仰った。
A「あ、はっはい!!」
琳花「…………」
太主「…………」
政様に腕をひかれて半場引きずられてくような形で広間を後にした。
連れてこられたのは庭の庭園だった。
A「あのっ……。抜け出してきてしまって大丈夫だったのでしょうか？」
すると、政様が振り返った。
政「問題ない。大王である俺が連れてきたのだから。」
庭を散策する。花が沢山咲いていて､その花に蝶がとまっている。青い空がその美しさを際立てていた。
すると、急に政様が振り返って頬を撫でられた。
政「ここは大丈夫か？」
と美しい瞳で見つめられる。
A「はい。ご心配なさらずに。」
政「これからAには辛い思いをさせると思う。しかし、Aには俺がいる。何かあったら俺に言え。」
私たちはお互いの体温を確かめるかのように、抱きしめあった。
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華(プロフ) - 今まで見た中でダントツ1番です。また更新していただけたら嬉しいです。待っています！ (2021年7月20日 0時) (
レス) id: f6aca41875 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - とても面白いです！！続きが気になります。政様カッコいいです！更新頑張ってください (2020年3月19日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - すごく面白そうですね！更新が楽しみでしかたありません！これからも頑張ってください。応援しています (2019年11月6日 9時) (レス) id: 36a4111e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠花 | 作成日時：2019年11月3日 22時
