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現実 ページ43

なんだか寂しそうに見えるジニョンの背中から目が逸らせなくて


エレベーターに乗るところまで見届けて部屋に入ると



玄関に見慣れた大きな靴があった




「・・・・え?ジョンファン?!」





真っ暗な部屋の電気を点けると


ソファーで寝てるジョンファンがいた




連絡あったかな?って思って携帯を見てみたけど
ジョンファンからは着信もメッセージもなかった




「ジョンファナ?・・大丈夫?」





返事はないけど、気持ちよさそうな寝息が聞こえて

ただ眠ってるだけみたいだから毛布をかけて頭の下にクッションを入れてあげて




なんだか目が覚めたから、コーヒーを淹れにキッチンに向かった




「はぁ・・・」




お湯を沸かしながら、出るのはため息だけで・・・



ジョンファンがいるこの空間が現実すぎて


ジニョンといた時間が夢みたいに思えて



なんだか不思議な気分だった





ジニョンがな〜・・・・・・・ジニョンがね〜・・・・



そっか・・・そうだったんだ

あたし、何も知らなかったんだね

テウンからもよく鈍感だって言われるもんね・・・



・・・・てかさ?

普通に考えたらジニョンがこんな一般人なあたしを好きだったなんて

想像しないし、そんな自意識過剰なこと思わないよね?


そう考えると鈍感っていうのとはまた別な問題な気がしてきた・・・





SD「ヌナ・・誰と喋ってるの?」




「あ、いや・・・起きた?」





ジニョンのことを考えてるといつの間にか声に出てたのか・・・

コーヒーを淹れてると、後ろから眠そうな声が聞こえた




SD「んー・・・いい匂い・・俺も・・」




「うん、座ってて?」




SD「やだ」




「わ・・・もう・・・何?」




リビングとキッチンの間のドアのところにいたかと思ったら

いつの間にかすごく近くにいて・・・


後ろから、ぎゅっと抱きついてきた





「ジョンファナ?危ないってば・・・コーヒー熱いから・・」




SD「・・・んー・・なんか・・ちょっと・・・ジニョンヒョンの匂いがする」




「は?」




SD「これ・・・ヒョンの?」





首に巻いたままだったストールの匂いを嗅いでは不思議そうな顔をするジョンファン


たぶん・・・ジニョンが寝てた時に貸してたから匂いが少しうつったのかな?

酔っぱらい→←思っていた以上に-JN-



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作品ジャンル:恋愛
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meicco(プロフ) - lunaさん» こちらこそ、ありがとうございます♪コメント励みになります〜嬉しいです〜(´;ω;`) (2016年8月25日 23時) (レス) id: 4adeed5a0e (このIDを非表示/違反報告)
luna - meiccoさん» お返事、ありがとうございます!!^^読んでいると心がほっこりします。こちらこそ、これからも見守らせて下さい!!p(^^)q (2016年8月24日 21時) (レス) id: 08e81a461b (このIDを非表示/違反報告)
meicco(プロフ) - lunaさん» lunaさん(´;ω;`)とても悩みながら書いたので、素敵なお話と言ってもらえて本当に嬉しいです。。本当に本当にありがとうございました(´;ω;`)ぼちぼち書いて行きたいと思ってるので、これからも見守ってください〜よろしくお願いします。 (2016年8月23日 0時) (レス) id: 4adeed5a0e (このIDを非表示/違反報告)
meicco(プロフ) - ハルさん» ハルさん、ありがとうございます!!ほんとに待たせすぎてしまいました。。最後まで待っててくれて、見守ってくれて本当に本当にありがとうございました(´;ω;`)これからもよろしくお願いします。 (2016年8月22日 23時) (レス) id: 4adeed5a0e (このIDを非表示/違反報告)
luna - 素敵なお話をありがとうございます!!その後のお話も楽しみにしてます!!^^ (2016年8月22日 2時) (レス) id: 08e81a461b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meicco | 作成日時:2016年8月22日 2時

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