きっと、あなたと・・・☆B1A4☆7

甘えたい-SD- ページ11

SD「泊まってほしい^^？」




「別に・・・ただ・・・いても寝れるから」




SD「A？」




「んー？」




SD「泊まろうかな」




「どっちでもいいよ」




SD「しばらく会えないから、泊まる」




「ごめん・・・わがまま・・」




SD「なにが〜・・俺が一緒にいたいんだよ^^泊まっていい？」




「・・・・うん」




俺にそっと寄り添ったヌナの顔を覗きこんで
頬に触れると、嬉しそうに笑ってくれた


最近は、2人で居る時はヌナじゃなくて”A”って名前で呼ぶことが少し増えてきた






SD「じゃあ、俺もシャワーしようかな^^髪は？やってあげようか？」




「うん」




SD「ん♪おいで？」





手を引いてバスルームに行くと、ドライヤーを手に取った


ヌナは髪を乾かしてもらうのがどうやら好きみたいで

たまにこうやって乾かしてあげる



髪をしてあげるのは嫌いじゃないけど・・・

事故の時の傷跡に触れてしまうと、いつも胸が痛くなる




「ありがと」




SD「ん、眠い^^？」




「うん・・・髪触られると眠くなる」




SD「ふふ^^無理に待ってなくていいからね？」




少し眠そうなヌナは、コクンと頷くとリビングに戻って行った





待ってる間にソファーで寝ちゃいそうな気がしたから、急いでシャワーに入ったけど


リビングに戻ると、意外にも普通に起きたままテレビを見てた




「おかえり、コーヒー美味しい」




SD「起きてたんだ」




「うん^^」




おそろいのゾウのマグカップを手にふわっと笑ってた




SD「そっか^^でも、もうこんな時間だね」




時計は、とっくに日付を超えていた




SD「ねぇヌナ？」




「ん？」




SD「俺も髪やって^^」




「甘えないの」




SD「・・・・はい」





自分は甘えるくせに・・・

たまには俺も甘えたいのに・・・付き合う前の方が甘えさせてくれてた気がする

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