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辰「はっ!!」
現代に意識が戻ってきた辰馬。
何とか宇宙船は星に着陸したが、その星は辺り一面砂漠で、太陽もギラギラに照らし続けている。
辰「ハハ、危ない危ない。あまりにも暑いもんじゃけー。昔のことが走馬灯のように駆けめぐりかけたぜよ。何とか助かったってのに危なか〜」
銀「助かっただァ?コレのどこが助かったってんだよ…こんな一面ババアの肌みてーな星に不時着しちまって、どーしろってんだ?なんで太陽二つあんだよ。金◯かコノヤロー」
『大体アンタが舵折らなきゃ、こんなことにはならなかったんだよ』
辰「アッハッハッハッ、前回のことなんか忘れたぜよ!男は前だけ生きてくもんろー」
銀「なーにすっとぼけてんだ、この毛玉ァ!!」
『お前も変わらないだろ。見てて暑苦しい。刈り取ってやりたいぐらいだわ』
新「あーもう暑いから騒がなや〜!!」
銀時は辰馬に掴み掛かる。
そんな銀時を止める新八。
新「神楽ちゃんも大丈夫?キミは元々日の元に弱いんだからね」
神「大丈夫アルヨ、傘があれば平気だヨ。でも喉が渇いちゃったから、ちょっとあっちの川で水飲んでくるネ」
新「川ってどこ!?イカンイカンイカン!その川渡ったらダメだよォォ!!」
神「とっつァん、もう勘弁してくれ。俺ァボクシングなんてもうどーでもいいんだ。水が飲みてーんだよ」
新「だれがとっつァんかァ!銀さん、Aさん、ヤバイよ!!神楽ちゃんが三途の川渡ろうとしてる!!」
銀「『!!』」
銀時は辰馬を掴み上げ、Aは銀時の着物の裾をもつだけで止めようとはしていなかった。
銀「おーい、しっかりしろ神楽」
銀時は神楽の頬を軽く叩く。
神「とっつァん、やっぱり俺ボクシングしてみるよ」
銀「あ、ダメだこりゃ。目がすわっちゃってる」
『熱中症になりかけてるな…水を飲ませるのと、体を冷やしたいところだが…』
銀「しょーがねーな、あっちの川で水飲ましてくらァ」
新「お前も見えてんのかィィ!!」
『だめだこりゃ…』
神楽を背負い、どこかへ行こうとする銀時に、新八は銀時の頭にかかと落としをする。
銀「何言ってんの、見えねーのお前ら?あ、お花畑もあるぞ〜。あ、結野アナがいる〜結婚してくれ〜」
『オイ』
辰「何をバカなことゆーちょる…あっ、おりょうちゃんだ!!結婚してくれェェ!!」
新「あーもうダメだ!誰も信用できねー!おしまいだァァ!!」
『新八君、私は大丈夫だけど一緒?』
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あたりん(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2月28日 9時) (レス) @page13 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - この小説好きです!更新待ってます! 頑張ってください!! (2月28日 2時) (レス) id: 4d1786726f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2024年2月11日 18時