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ﾌｪﾝﾘﾙ「明日はもう発 情期に入る。だからまた来るなよ」
フェンリルは静かにアルテミスに伝えた。
アルテミスは少し考え、口を開く。
『フェンリル、お願いがあるの』
ﾌｪﾝﾘﾙ「？」
『私を……番にしてください』
ﾌｪﾝﾘﾙ「！！？」
顔を真っ赤にさせながらアルテミスが言った言葉に目を見開くフェンリル。
ﾌｪﾝﾘﾙ「種族が違うのに番になれるわけ…」
『知ってるよ、文献で見たもの。強いアルファは種族が違っても番になれるって…フェンリルもそうなんでしょ』
ﾌｪﾝﾘﾙ「…………」
『黙秘は肯定と受け取るよ』
フェンリルは人狼族やアルファの中でも強い存在、それは自覚していた。
だからこそあの日、アルテミスの首に噛み付いて番にしようとしていたのをフェンリルはわかっている。
ﾌｪﾝﾘﾙ「…ダメだ」
『なんで…？』
ﾌｪﾝﾘﾙ「番になるってことは一生お前を縛るってことだ。もう女神族のところへは帰れないってことだぞ。お前はそれを分かっ…『分かってるよ』…！」
『分かってる…それでも貴方といたい。ともに歩んでいきたい。たとえ、母さまやフローラと会えなくなっても……それ以上にもう貴方の苦しんでいる姿を見たくない』
ﾌｪﾝﾘﾙ「…アルテミス」
満月の夜、フェンリルに発 情期がやってきた。
ﾌｪﾝﾘﾙ「本当に…いいんだな。悪いが手加減はできないぞ」
『お願い…』
二人は口づけを交わし、夜の闇に溶け込んでいった。
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かりな(プロフ) - ラナが氷の中いた時の物語みたいです。 (2022年11月12日 13時) (
レス) id: 7fdaa38abf (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - かりなさん» リクエストありがとうございます！シチュエーションのリクエストはありますでしょうか？？ (2022年11月12日 9時) (レス) @page22 id: c3f5046ce0 (このIDを非表示/違反報告)
かりな(プロフ) - ラナと ライアの絡み見てみたい (2022年10月26日 19時) (レス) id: 7fdaa38abf (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - 影狐さん» コメントありがとうございます！気に入ってくださって本当に良かったです(^^)またリクエストがあれば、お待ちしていますので、お願いします。 (2022年9月14日 11時) (レス) id: c3f5046ce0 (このIDを非表示/違反報告)
影狐(プロフ) - 書いてくださって本当にありがとうございます😭難しいリクエストだったのに本当にいい内容でした！これからも楽しみにしています!! (2022年9月14日 6時) (レス) @page4 id: 09a29cb078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽衣 | 作成日時：2022年9月10日 12時
