手強いなんてもんじゃねえ ページ23
ボールをもらった緑間はすぐさま3Pシュートの体制に入る。
ボールが手から離れたが、すぐさま火神がブロックした。
観「うおお、また１０番(火神)のブロック！！」
観「第１Qからずっと同じ後継のりいプレイだぞ」
観「信じらんねぇ…！！すげぇぞ誠凛！！」
観「開始からここまで秀徳相手にここまで…秀徳相手にリードを守ってる！！」
第２Q ９；２１
誠凛ー秀徳
２３ー１６
変わって誠凛ボール。
リードをしているにもかかわらず、リコの表情は暗かった。
日「(素直に喜びたいとこだが…このまま行けりゃあ苦労はないぜ…！！)」
木吉「(なにを考えてる…！？このイヤなカンジはなんだ…！？)」
火神の息は荒く、大量の汗をかいていた。
緑「どうした、もうヘバったか。だとしたら拍子抜けなのだよ」
火「んなわけねーだろ！！テメーこそもっとガンガン来いよ」
伊「(どうにも旗色悪いな。消耗してるのは明らかに火神の方だ…前回なら雪乃がヘルプに行ってたが、今回は…いや今回もか。つくづく厄介だぜ、秀徳の一年PG、高尾…！！)」
雪乃の目の前には高尾がしっかりと付いている。
高「助けには行かせねーよ。例のアレはもう効果切れだ」
高尾の言葉に唇を噛み締める雪乃。
高「(前回は鷹の目(ホークアイ)をミスディレクションの複合技でかわしたが…そもそも雪乃のミスディレクションは持続時間が限られてるからそれもほとんど使えなくなってる。誤算だった、雪乃は同じ相手と２戦目以降は能力がガクンと落ちるんだ…！！)」
その時、日向に出されたパスを宮地がカットした。
観客「あっ、スティール」
こぼれたボールを緑間がとった。
観「取ったのは緑間！！」
緑魔はシュート体制に入る。
火「させるか！！」
火神がブロックに跳ぶが緑間の葦はまだコートの上にある。
日「フェイクッ！？」
緑間はドリブルで火神を抜き去る。
火神はコートに足をつけると、シュート体制に入っている緑間のブロックにすぐさま跳ぶ。
火「まだだぁ！！！」
中「(なんだと！？)」
高「(着地してすぐ…連続超跳躍(スーパージャンプ)！？)」
緑間の手からボールが放たれる。
今度は真っ直ぐにゴールへと向かう。
観「一瞬早い！！」
観「ついにかわしたァ！？」
みんなの視線がボールへと集まる。
『手強いなんてもんじゃねえ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 777人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芽衣(プロフ) - misora様、名無し様、コメントありがとうございます。返信、更新ともに遅くて申し訳ありません…これからも亀更新ですが、よろしくお願いいたします。 (11月22日 0時) (
レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - すごく面白かったです！続きを楽しみに待ってます。 (10月27日 17時) (レス) @page32 id: 8793ae0e54 (このIDを非表示/違反報告)
misora - 更新楽しみに待っています! (2022年12月13日 20時) (レス) @page29 id: 250e7e12f2 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 頑張ってください。 (2022年12月13日 0時) (レス) id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - ぷっしーさん» 初めてご覧いただきありがとうございます。更新頑張ります！ (2022年12月12日 23時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：芽衣 | 作成日時：2022年7月24日 8時
