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アスタ「ノエル―――!!」
ノエル「何やってんのよバカスタ―――!!見てらんないわねまったく……!助けてあげるから有難く思うのね!!自由に動けるアンタは止められっこないわ―――行きなさい!!」
アスタ「調子戻ったみてーだな」
『フエゴレオンさん、ありがとうございます』
フエゴレオン「お前に感謝されることなどしていないぞ」
フエゴレオンの言葉にさらに笑みを深めるA。
死霊たちを倒している時、Aは気が付いた。
『!!(各地にいたノゼルさんたちの魔力が消えた!?)』
王都全体に魔力感知を張り巡らせていたAは、ノゼル達の魔力が突然消えた事に驚く。
『(突然ってことは…敵の空間魔法……?こんな大人数を一瞬で)フエゴレオンさん』
フエゴレオン「どうした?」
『ノゼルさんたちの魔力が王都から消えました…!』
フエゴレオン「なんだと!?」
『恐らく空間魔法で王都から遠く離れた場所に………すみません、ここは任せてもいいですか?他の地区が心配で…見に行ってきます』
フエゴレオン「あぁ、気をつけろ」
『フエゴレオンさんも…アスタとノエルをお願いします!』
そう言ってAは氷の白鳥を創り出して飛び去って行った。
『どういう事……』
各地を飛び回り、上空から様子を見ていくが死霊の姿はもうなかった。
『(みんな敵は倒し終わってから飛ばされた…?王都が目的なのよね、それだったら最も人が多い中央区に敵を集めるはず…何が目的………?)』
中央区に着くとAは降り立つ。
民「黒の暴牛のA副団長様だ!!」
『ここの魔法騎士団達はどうしたんですか?』
民「それが…」
民「ノゼル様達は突然現れた黒い魔法によって、突然いなくなってしまわれたんです…)」
『(黒い魔法…やっぱり空間魔法ね。でもなぜノゼルさん達だけ…?脅威ならば紅蓮の獅子王のフエゴレオンさんだっているのに、なぜ…本当の目的は王都じゃない…?………!!まさか…)北区の誰かが目的…!?だとしたら早く戻らないと…!!』
?「大せいか〜い」
突然男の声がどこからか聞こえ、Aの足元に出来る黒い空間魔法が現れる。
民「これはノゼル様達と同じ!」
民「A様!」
『(私ならどんなに遠くに飛ばされてもすぐに戻って来れる…)大丈夫ですから、皆さんは早く避難を!!』
それだけ言い残すとAは空間魔法に飲み込まれてしまった。
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芽衣(プロフ) - かりんとうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。変換ミスについてはすみません…これから直していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。 (2020年7月15日 17時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - すごく面白かったです!!でも、少し変換ミスが多いように感じました。確認して見てください!! (2020年7月12日 13時) (レス) id: 37678a75a8 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - シルさん» いつも見ていただきありがとうございます!すみません手違いで、一気に話を消してしまいましたが、これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。 (2020年6月12日 0時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
シル - いつも、見ています!これからも、応援しています! (2020年6月10日 20時) (レス) id: 682b37c573 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - マナフィさん» 見ていただいてありがとうございます!やっとライアさん出せました。この小説でもっとライアさんが好きになって頂ければなと思っています。これからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 21時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2020年5月22日 23時