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魔法帝に連れられて来たのは塔の一角だった。
魔法帝はユノの魔導書に目を通す。
魔法帝「よくぞ手に入れたね！この魔法が恐らくあの魔宮の最重要遺物だ！」
ﾕﾉ「！読めるんですか…？」
ﾕﾘｳｽ「何となくね！」
ｱｽﾀ「最重要遺物…カッケー…！」
ユリウスは子供のように目を輝かせている。
ﾕﾘｳｽ「ねえねえ！この魔法使ってみせてくれないかい！？頼むよ！」
ｸﾗｳｽ「(このハシャギぶり…魔法帝は無類の魔法マニアという噂は本当だったのか…！)」
ﾕﾉ「…すみません…魔宮で一度発動したんだと思うんですが…あの時以来使えなくて―――…」
ﾕﾘｳｽ「えッ！？そうか〜〜〜いや―――残念」
落ち込むユリウス。
しかしすぐに口元を緩める。
ﾕﾘｳｽ「(四大属性の内、風の精霊 ”シルフ”。この時代では彼を選んだんだね)」
ユリウスは魔導書を閉じ、ユノに返す。
ﾕﾘｳｽ「今言えるのは…この魔法は君と共に成長し、いずれとてつもない力になるということ。大切にするんだよ」
ｱｽﾀ「魔法帝っっ！！オレの魔導書にも変な文章出たんス！」
対抗するようにアスタは自分の魔導書をユリウスに見せる。
ﾕﾘｳｽ「………これは…！まったく読めない…！文献でも見たことがないね」
『(ユリウスさんでもまったく見たことがないって…)』
するとアスタは魔導書から新しい剣を取り出す。
ｱｽﾀ「こんなん出ますッ！！」
ﾕﾘｳｽ「おおっ！２本目の反魔法の剣だねっ！」
得意気にユノを見るアスタ。
ﾕﾘｳｽ「反魔法の力…さ…触ってもいいかい？」
ｱｽﾀ「どうぞ！！」
再びキラキラした目で剣を見つめるユリウスに、アスタは跪きながら剣を差し出す。
ﾕﾘｳｽ「って重ッッ！！」
ｱｽﾀ「大丈夫ですか魔法帝ぃいい！！」
あまりの剣の重さに持ち上げることすら不可能なユリウス。
ﾕﾘｳｽ「よくこんなの振り回せるね………！」
『！』
ユリウスと魔力感知が出来るAは、ユリウスの魔力が剣に吸われていくのに気が付いた。
ﾕﾘｳｽ「(魔力を…吸われる…！？)…なるほど…ありがとう返すよ。これは私の手には負えない」
ユリウスは剣をアスタに返す。
ﾕﾘｳｽ「この剣は魔力が無い君だから持てるんだね！」
ｱｽﾀ「オレが魔力無いの何で知ってるんですか！？」
ﾕﾘｳｽ「さ〜て何でだろうね〜〜〜」
ユリウスは今度はAに向かってキラキラとした目を向ける。
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芽衣(プロフ) - かりんとうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。変換ミスについてはすみません…これから直していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。 (2020年7月15日 17時) (
レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - すごく面白かったです!!でも、少し変換ミスが多いように感じました。確認して見てください!! (2020年7月12日 13時) (レス) id: 37678a75a8 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - シルさん» いつも見ていただきありがとうございます！すみません手違いで、一気に話を消してしまいましたが、これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。 (2020年6月12日 0時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
シル - いつも、見ています！これからも、応援しています！ (2020年6月10日 20時) (レス) id: 682b37c573 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - マナフィさん» 見ていただいてありがとうございます！やっとライアさん出せました。この小説でもっとライアさんが好きになって頂ければなと思っています。これからもよろしくお願いします！ (2020年6月6日 21時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽衣 | 作成日時：2020年5月22日 23時
