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「え、いつからそんななの？」
『そんなって？』
「だからそのキャラ」
「聞かなくてもわかってんだろ」って言われて、少し笑ってしまった。
『…だって、わかんないフリとかすればみんなすぐ可愛いねって言うじゃん』
「おぉ、言うね(笑)」
『天然？って』
そういうのをひとつひとつ積み重ねて、今の私が出来上がった。
みんなに可愛いね、いい子だねって言われる私が。
『そういう子がみんな好きなんでしょって思って』
「うわ」
『可愛い子だと生きやすいなって思って』
それでこうなった。
そう呟いて残っていたチューハイを飲み切る。
「…可愛くねえな(笑)」
その言葉で、あの時のことがフラッシュバックする。
" 可愛げがない "と捨てられたあの時の私。
可愛くない私。
……私もそう思う。
『…ね。元カレにも言われた(笑)』
2本目の缶に手を伸ばす。
ひと口飲んで横を見ると、翔太と目があった。
『…え、何、』
「…何て言ったの？元カレ」
さっきまでの笑顔とは違う真面目な表情に少し戸惑う。
気まずくて、何となく目を逸らした。
『…可愛げがないから、浮気したんだって』
「…」
『仕方ないよね』
軽く笑っておつまみの袋を開けようとしたら肩を掴まれた。
何？って横を向いた瞬間唇が重なる。
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かな(プロフ) - 一気読みしました!とっても素敵なお話でした！ (2021年11月14日 8時) (
レス) @page33 id: 22fe685296 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - ところどころ、名前が変換されない所がありました。 (2021年11月13日 21時) (レス) @page34 id: 15fffef845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2021年11月12日 23時
