可愛い教え子は幻影旅団（目覚め編） (ページ10)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:12,310 hit

86赤くて鉄臭い液体を飲ませます！ページ10

このAの心の中はこの街全体を人無しで完璧に再現されている
上は大体100ｍ位までは再現されてるがそれ以上上は透明の壁がある
Aの心や言葉に反映されて出現する、まあ何処かに居て俺の行動や言葉を聞いているんだろうな
じゃなきゃ目の前にコップが出現する訳ないし

俺「ありがとなA」

折りたたみナイフ(毒無し)で前腕の中央辺りを3cm位切って零さないようにコップに入れた
何をって？血を、だ
ドバドバ出ててヤバい、コップ1杯(200ml)程度取ってもう1つのコップに半分入れる

俺「相変わらず、だな(普段怪我しない様に気を付けてるのは過去がフラッシュバックするからなんだよな)」

戦闘時は興奮しててアドレナリンがドバドバ出てるからかフラッシュバックしない
ジクジク痛むのは見やすいから苦手だ、何回も見ていて少しは慣れてるけど嫌いだ

俺「はい」

ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「・・・コレを飲むのか？」

俺「何でもするんだろう？」

ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「言ってねぇよ！！」

俺「男なら四の五の言わずに飲め！」

ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「うごっ！？不味い」

美味かったら逆に怖い
何たってソレは

俺「ほらさっさと立て、Aを探しに行くぞ」

ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「一体何飲ませやがった！？」

俺「おぉ、動けるようになったか。シャルも飲め」

ｼｬﾙﾅｰｸ「赤いし鉄臭い、コレ何で出来てるの？」

俺「さっさと行くから飲め！」

ｼｬﾙﾅｰｸ「ゴホッゴホッ何するのさ！不味いし気持ち悪いし最悪」

俺「他のメンバーも動けねぇから飲ませに行くぞ」

全員に飲ませた
進んで飲んだのはウヴォーとクロロとマチ
ウヴォー以外全員飲んだ後吐きそうな顔してたけどな

ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「うぇ、まだ気持ち悪い」

俺「ほら、さっさと行くぞ」

ﾌｨﾝｸｽ「結局アレって何だったんだ？」

ｼｬﾙﾅｰｸ「皆知りたくなくて質問しなかったのに！」

俺「俺の血だ」

ｼｬﾙﾅｰｸ「やっぱり」

ﾌｨﾝｸｽ「あぁ通りで知ってる味だと思った」

ﾏﾁ「吸血鬼にでもなった気分だよ、不味かったけど」

吸血鬼って何だ？
俺の時代には居なかったが、今の時代にはいる者なのか？
それよりも先に警告しておかないとな、ウヴォーに言っても仕方ないとは思うが

俺「お前らAを見つけても突っ走るなよ、落とされるからな」

Aに触れたら物理的に落とされる
まずは此処を抜けなきゃ話にならない
Aが何処まで思い出しているかは正直分からない
分身の俺も入りにくく余り記憶を読めないって言ってたからだ

俺「居た」

ｳｳﾞｫｰｷﾞﾝ「Aさん！！」