111条件反射を鍛える修行です！ ページ40
ヒソカがサトツさんに警告されて、偽試験官が鳥に食べられるのをステフの眼を手で隠しながら私も眼を逸らしました
血に慣れていても見ていて気分の良いものではありませんから
ｻﾄﾂ「それでは参りましょうか、二次試験会場へ」
ﾚｵﾘｵ「ちっ！またマラソンの始まりかよ！」
ｽﾃﾌ「わわっ、ありがとうございましゅ」
A「泥濘で足を取られやすいので気を付け、おっと、危なかったですね」
ｽﾃﾌ「うゔー申し訳ないですぅ」
A「サトツさんの足音を何処までの距離なら追うことが出来ますか？」
ｽﾃﾌ「本気を出しぇば数十kmは行けましゅ！」
マジですか、耳が良過ぎるでしょう
凝を使っても精々10kmが限界ですよ(それでも十分凄い)
私はこういう場所はある意味慣れてるので転んだりする事は無いんですが！っとステフ転けすぎです
ヒソカと会うのは後にしましょう、この状態のステフを放っておけません
ｽﾃﾌ「ふぇ、ぐすっ、申し訳な゛いでず」
A「あっちの方はまだマシなので遠回りして付いて行きましょう」
ｽﾃﾌ「Aざんは先に行っでて下さい゛僕は大丈夫っ！」
A「じゃなかったですね〜」
ｽﾃﾌ「ぅ」
A「まあまあ慣れない足場で転ぶのは仕方ないですよ」
サトツさんの足音を辿れなくなっても数十km程度なら円を常に維持して居場所を把握する事は簡単ですし、正午までに辿り着けばいいんです
霧と足元の両方を注意するのは今のステフでは無理ですが、足場のマシな所に行ったお陰でステフが転ぶ回数が落ちたので何とかなるでしょう
転ぶ度支えるのは条件反射を鍛えられるので気にしないように言ったのですが更にごめんなさいって言われました
結果的に無事時間までに間に合ったので問題ないです
ｽﾃﾌ「ごめんなしゃいAしゃん」
ｷﾙｱ「Aさん？」
A「ステフさん謝らないで下さい」
ｽﾃﾌ「でも、僕が足を引っ張ったから・・・」
A「適材適所だと言ったでしょう？ステフさんが居なければサトツさんの居る場所に辿り着けなかったかもしれないですし」
かも、なので嘘は付いてないです
それにしても彼処に居たのはもしかしてキルア君でしょうか？
視線が突き刺さっているのですが・・・振り向いたら無くなったのでステフと話を再開させたらまた視線が刺さりましたけど
用事があるのならあちらからアプローチしてくるでしょう、照れ屋さんなので相手から話しかけるように差し向けそうですけど
112メンチとブハラの2次試験です！→←110オーラも回復する念能力です！
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作者名：めーめ | 作成日時：2018年1月30日 9時
