77生き残ったクルタ族の3名です！ ページ1
部屋は念空間だから壊れる事は無かった
何処を見ても真っ黒だけどな〜
俺「はぁはぁ、こんなに、制御、はぁ、出来ないもんなのか」
予想より遥かに難しい
一時的にでも熱を操作出来たのが不思議な位だ
ぜぇはぁと息が苦しいし制御しようとするのを辞めたくなった程だしな
俺「ふぅ、クルタ族の生き残り回収しに行くか」
ガチャ
本能に従ってクルタ族が居る方へ進む
結局生き残っていたのは子供3人、バリバリ警戒して緋の目になってた
まあそれは仕方ないとは思う、2人によって村は壊滅、生き残りは自分を抜いて2人だけだ
本当は眼を見せたくは無いが、やむを得ない、カラコンを取った
俺「俺もクルタ族だ、まだ眼が光っているかも知れないがな」
「仲間、ふ、うぁ」
俺「今は泣け」
泣く子供を鏡越しに見るかの様だ
今は殺したいと思っていない、子供だからか、助けたからかは分からないがな
眼も死体も全て燃やし尽くしてしまわないとな
あぁそうか、漸く分かった
眼を売ったり好む奴等が眼を目的に殺そうとしていたからだ、俺の眼を売った奴等と被って殺させたくなかったんだな
俺「お前は泣いているのに声をあげないんだな」
「ーーー」
(声が出せないの)
俺「そうか、お前は声か」
「ーーー」
(うん。泣き叫びたくないから今は助かったかな)
ナデナデ
俺「お前ももう眠れ」
助けたは良いがどうするか・・・
取り敢えず帰るか
俺「あ、帰り道分からねぇ。しゃーねぇ『円』・・・あー正反対の場所かよ遠いな、代償足りなくて増加してるかも」
宣言した代償の期間が長短するのは距離の関係上多くある
3日と宣言しても1日で終わったり逆に1週間その状態が続いたりとかな
俺「『ファンタジーコピー・4次元マンション(ハイドアンドシーク)』ヨークシンシティまで走るか『隠』」
素の人間じゃ重力かかって内臓とか潰れて死ぬから子供を一旦避難させてから走ってる
大地をなるべく抉らない様に走ったから2時間も掛かった
2時間程度なら走っても息ひとつ乱さないけどな(｀・ω・´)ｷﾘｯ
今いる場所は服屋だ、選ぶのが面倒だから店長呼び付けて7〜10歳の子供服下着も含め一式10着ずつ揃えろって言った
「お客様こちらが一式になりますが、どれになさいますか？」
俺「此処から端まで全部買う、会計はカード一括で」
使わなくなったのは解体して作り直すから多くても別に問題ない
子供はよく汚すから多い方が良いしな、暫く面倒見るつもりだし
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作者名：めーめ | 作成日時：2018年1月30日 9時
