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ゴクンッと飲み込むと、五条がAを悠仁から遠ざける。
すると悠仁からビリビリと殺意があふれ、肌に射す。
ユウジ「まっずッ!笑えてくるわ」
ゴジョウ「(確定だね。肉体の耐性だけじゃない、宿儺相手に難なく自我を保てる。
千年生まれてこなかった【 逸材 】)
覚悟はできた...って事でいいのかな?」
ユウジ「__全然。なんで俺が死刑なんだって思ってるよ。でも、呪いは放っとけねぇ。
(本当...面倒くせぇ遺言だよ。)
指は全部喰ってやる。後は知らん。自分の死 に様はもう決まってんだわ。」
ゴジョウ「いいね♪君みたいなのは嫌いじゃない。
楽しい地獄になりそうだ...で、君の方はどうするの?」
『私は...』
過去の記憶がフラッシュバックする。
[君も高専に来なよ。また、こんな事件に遭遇するかもしれない。
それに...いや、やめておこう。
その小さな身体に抱えきれるほど奇麗な世界じゃないからね。]
『(あの時は幼くて、この現実に向き合う事が出来なかった。
なんなら今も...でも、無理矢理にでも向き合わなければ...)
行きます。1人でここに残っても寂しいし。』
ゴジョウ「君の妹、可愛いこと言うじゃん」
『うっさい。』
ユウジ「え、行くってどっか行くの??」
「東京。」
ユウジ「伏黒!」
急に会話に入ってきたのは昨日、血みどろになっていた伏黒 恵だ。
ユウジ「元気そうじゃん♪」
フシグロ「コレ見てそう思うか?」
頭の包帯を指さしながら言う。
『血みどろだった頃に比べたら想像以上に元気だね』
フシグロ「俺的にはオマエの方がやばかったけどな」
五条さんによると私は結構な重症だったらしい。
止血が上手く出来ず、発熱もあったそうだ。
でも、家入さんの所に着くと血は少しずつだが止まり、熱も下がっていた。
初めて呪霊から攻撃を受けたうえに、両面宿儺。特級呪物なんて猛毒でしかない。
それなのに私は軽傷ですんでいたのだ。
ユウジ「なぁなぁ、東京のどこに行くんだ?」
フシグロ「オマエらはこれから俺と同じ呪術師の学校に転入するんだ
【 東京都立、呪術高等専門学校 】にな」
ゴジョウ「あ、ちなみに1年生は君達で4人目」
ユウジ「『少なッ!!』」
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ikanosuke(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます♪ 私も巡り合えること楽しみにしています。 (2021年4月28日 21時) (レス) id: fd34e19b54 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月27日 22時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ikanosuke | 作成日時:2021年4月10日 16時