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『__んぅ...?
(あれ、ここどこだ?)』
見慣れない景色が視界を染める。
「あぁ、起きたか。気分はどうだ?」
右目に泣きぼくろを持つ気怠げな雰囲気の女性が話かける。
『(知らない人だ...)』
「喋れないのかい?」
『喋れます!』
「ははっ、元気そうだね。あぁ、私は呪術高専東京校所属の医師、家入 硝子」
『(呪術高専!?)』
ショウコ「キミのプロフィールは見せてもらったよ。宿儺の器...いや、虎杖 悠仁のもね」
『あの、悠仁は...?あと、宿儺の器ってのも...』
ショウコ「今は無事だよ。今はね」
『どういう事ですか...』
ショウコ「単刀直入に言うと彼は特級呪物【 両面宿儺 】の指を食べたんだ」
『食べた!?』
ショウコ「彼はそういう趣味なのか?」
『いや、そんな事はないと思うんだけど...』
ショウコ「まぁ、そのせいで死刑が決まったんだけどね」
『__は?』
ドクンッと何かが波打つ感じがした。
ショウコ「執行猶予つきのな。早とちりしないでくれよ?」
頬をつたう冷や汗を拭う。
『(たぶん、これから聞く事はとても辛いことだと思う。でも__)
全部教えてください。悠仁のこれからの事も呪霊の事も...
(あの小さい頃の自分とは違うんだ。)』
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ikanosuke(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます♪ 私も巡り合えること楽しみにしています。 (2021年4月28日 21時) (レス) id: fd34e19b54 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月27日 22時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ikanosuke | 作成日時:2021年4月10日 16時