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学校の教室。
下校時刻をとうに過ぎ、本来なら誰もいない教室に1人の生徒が机で寝ていた。
『んっ...あれ?
私いつの間に寝てたんだろ?外も真っ暗だし...』
机の上には、沢山の付箋が貼られていた。
【 おはよ〜!ねぼすけさん♪ by親友 】
【 起こしても起きないからそのままにした。ノートは置いとく by委員長 】
【 虎枝。明日の補習決定な by担任 】
様々な付箋の中に赤点のテスト用紙と現代文と書かれたノートが置かれていた。
テストは無視し、ノートのページをペラペラとめくると
今回は四字熟語をしたのか、漢字だらけのページが続いてた。
その中で一つだけ重要と赤字で書いているのがあった。
【 輪廻転生 】
命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること。
生命が無限に転生を繰り返すさまを、輪を描いて元に戻る車輪の軌跡に喩えたことから来ている。
『重要って事はテストに出るって事だよね?
(てか、こんな時間まで寝かせる!?警備員は気づかなかったのか?)』
そんな疑念を思い浮かべながら、帰る支度をしている最中ふと、スマホを見る。
『げっ!すっごい通知...』
スマホの画面の通知にはズラッと悠仁という名前が並ぶ。
『速く帰らないと、晩ご飯抜きにされる!』
「いっちゃうノおぉ?」
『...』
カバンを持ち、教室のドアに手をかける
「ずっとネていようヨ〜」
ガラッと扉を勢い良く開け、カギを閉める。
「おいテいかないでエェ!!」
『触れるな』
グワッと伸びてきた手が止まる
「あ__ぁ___」
『邪魔、どいて』
廊下にいた、不可思議なモノが一斉に道をあける
『なんでこんなに...?』
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ikanosuke(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます♪ 私も巡り合えること楽しみにしています。 (2021年4月28日 21時) (レス) id: fd34e19b54 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月27日 22時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ikanosuke | 作成日時:2021年4月10日 16時