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12. ページ14

ヤガ「合格だ。ようこそ呪術高専へ」


なんとか夜蛾から入学許可をもらえた。


『生き様で後悔したくない...か
(私にはそんな真っ直ぐな理由なんてないよ...)』

ヤガ「悟。先に寮を案内してやれ」

ユウジ「え?Aの面接見してくれないの??」

ヤガ「それから諸々の警備の説明もな」

ゴジョウ「僕も見たいんだけど」

ヤガ「悟...」


サングラスで目が見えないのに、真っ直ぐな視線を向けるているのが伝わる。


『私1人!何されるの?めっちゃ怖いんだけど!?』


五条と夜蛾を交互に見る。


ゴジョウ「まっ、酷いことはされないと思うから頑張って」


ポンポンッと肩に手を置くと、そのまま悠仁を連れていく。


ユウジ「ちょっ、先生!あ〜もう!A頑張れよ!」


そのままバタンッと扉が閉じ、さっきまでの乱闘が噓みたいに静けさが辺りを包み込む。


『あのー...私あんな実技できないよ?』

ヤガ「君にあんな事はしないよ。質問だけだ」

『え、じゃあ、どうして2人を?』

ヤガ「君は昔から【 見える側 】だった。だが、君の兄は【 見えない側 】だった。
まだ、彼に話してない事が沢山あるだろう?それを私からの質問で聞かすのはどうかと思ってね」


『(夜蛾学長の言うとおり、あまり悠仁には私自身の事を話せていない。
おじいちゃんの事もあり2人とも忙しくて呪霊が何かとか、基礎的な事しか...

いや、私もあまりわかっていないから表面上しか話していないけど...)』

ヤガ「君はいつから【 見える側 】になった」

『あんまり覚えてないけど、自我が芽生えた頃から...
いや、もしかしたら生まれた時からかも』

ヤガ「見える事を誰にも言わなかったのか」


『初めは話してたと思う。でも、【 見える事 】が皆と違うって気づいた時からは話さなくなった。』


ヤガ「家族にもか?」

『...』


黙って頷く。


ヤガ「すまない。そんな顔をさせたいわけじゃなかったんだ...」

『全然大丈夫。覚悟してたから...』


気にしてないようにへらっと笑う。









『(わたし、ちゃんと笑えてるかな)』

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ikanosuke(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます♪ 私も巡り合えること楽しみにしています。 (2021年4月28日 21時) (レス) id: fd34e19b54 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月27日 22時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ikanosuke | 作成日時:2021年4月10日 16時

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