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【 東京都立、呪術高等専門学校 】


日本に2校しかない呪術教育機関の1校。
(表向きには私立の宗教系学校とされている。)


多くの呪術師が卒業後もここを起点に活動しており、教育のみならず
任務の斡旋・サポートも行っている。



つまり、呪術界の要。




『すっごい山の中』

ユウジ「ここ本当に東京?」

サトル「東京も郊外はこんなもんよ?」


私達は荷物をまとめ、呪術高専があるという山道を登っていた。


ユウジ「A、荷物かせよ」

『え、いや大丈__ ユウジ「いいから。」



サッと服などが入った、わりかし重たい方の鞄をAから奪い去る。



『ちょっと!』

ゴジョウ「優しいお兄さんだね」

『優しいのかお節介なのか...』

ユウジ「そいうや、伏黒は?」

ゴジョウ「術師の治療を受けて今はグッスリさ」

『そりゃあ、あんなに頭から血を出してたらそうなるよね』

ゴジョウ「とりあえず、悠仁とAはこれから学長と面談ね」


ユウジ「『面談...?』」


ゴジョウ「そ、下手打つと入学拒否られるから気張ってね」

ユウジ「ええッ!?そしたら俺、即死刑!!?」

「なんだ。貴様が頭ではないのか」


一瞬にして背筋に悪寒がはしる。
そう、この声はつい最近私の命を奪おうとした者。




両面宿儺だ...





スクナ「力以外の序列はつまらんなぁ」


声のする方を見ると、悠仁の頬に口だけが現れる。
悠仁は現れた口を蚊を潰すかのように叩く。


ユウジ「悪ぃ先生。たまに出てくんだ」

ゴジョウ「愉快な体になったねぇ」

スクナ「小僧の体をモノにしたら真っ先にお前を殺 してやる」

ゴジョウ「宿儺に狙われるなんて光栄だね」


『(異常な人達だ...)』


ユウジ「やっぱ、コイツ有名なの?」

ゴジョウ「両面宿儺は腕が4本。顔が2つある仮想の鬼神。
だが、そいつは実在した人間だよ。千年以上前の話だけどね」


呪術全盛の時代、術師が総力をあげて彼に挑み、敗れた...
宿儺の名を冠し、死後呪物として時代を渡る死蠟さえ僕らは消し去る事ができなかった。


ゴジョウ「紛うことなき【 呪いの王 】だ」




『呪いの王...』

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ikanosuke(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます♪ 私も巡り合えること楽しみにしています。 (2021年4月28日 21時) (レス) id: fd34e19b54 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月27日 22時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ikanosuke | 作成日時:2021年4月10日 16時

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