9 色 の 光【 あ か が み ん ク ラ フ ト 】

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【Asaid】

私は毎日毎日皆に助けられて、ここに来て一週間が経った。

みんなの呼び方も決まった。
今までは外が怖くて出ていなかった。


でも今日

とも「今日は皆で買い物行きまーす！」

という一言で皆で買い物に行くことになった。
まだ私の口は言うことを聞いてくれなくて話せない。だからともさんは私にスマホを持たせた。家でも外でもスマホを持ってればみんなと会話ができるよって教えてくれた。

感情が全く無かった私は一週間ともさんたちと一緒にいるだけで笑えるようになった。
あの大嫌いな人達といたら感情を無くしてした。

そんな私に
あちゃみ「これから一緒に学ぼうよ！」
wato「Aちゃんなら出来るっ！」
ソーラ「大丈夫だよ！」
バステン「頑張りましょう！」
そう言ってくれた。



【ともsaid】

買い物に行こうと言ったのはAちゃんのため。Aちゃんは一週間外に出ることを拒んでいた。

一人じゃなくてみんなで行けばいいんじゃないか？！動画のネタとか探せそう(*・ω・*)wkwk
よしっ！
とも「今日は皆で買い物行きまーす！」


〜デパート〜

わお〜大きいなぁ
始めてきた場所にみんな興奮気味

wato「大きいなぁ〜！！」
あちゃみ「Aちゃん見て見て！！」
show「すごいっすねぇ」
よっぴー「アイクさんゲームゲームー！！」
アイク「待ってくださいＹさん！」
ソーラ「綺麗〜♪」
クミ「ゲーム……」
バステン「ともさんともさんこれお買い得ですよ！」

皆それぞれ楽しそうで。
でもAちゃんは…

みんなを眺めているだけ。
なんか欲しいものないのかなぁ？

とも「Aちゃんっ！なんか欲しいものとかあるの？」



【アイクsaid】

Ｙさんに連れられてゲームコーナーへ
少しだけＹさんに話してみようかな。

アイク「あのっ！Ｙさん。」

よっぴー「んー？」

アイク「Aの事なんですけど」






.






よっぴー「同じ高校かもしれないよね」

そうだ。会わないだけで同じ高校だったのかもしれない。

よっぴー「うちの高校広いし。」

そうだ、忘れていた。

自分の高校は
Ｙさんや自分がいる普通科
その他に頭がいい人がたくさんいる特進クラス
工業や教育、農業や体育、たくさんある。
この近くにある高校は自分たちが行っている高校しかないから本当に同じ高校かもしれない。
今度。今度でいい。
少しでもAと話がしたい。

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