平成hospital〜9人の医者〜【JUMP】

#3 ページ3

〜涼介〜


「あ、知念！」

知念「ねむ〜(´O｀)」

「ちーねーん！」

知念「っ？！どうしたの〜？」


眠いのはわかるよ。知念は今日は夜勤明けか。
「Aが熱出した」

知念「？！症状は？」
あ、眠気飛んだ。

「頭痛だけ、多分。」

知念「多分？！ばかー！なんで聞かなかったの！！！行ってくるっ！」

知念はAの事になるとすんごい慌てるし過保護になる。

「点滴打つから手伝って。」
知念「わわわわわかった。」




A病室

知念「A？！」

A「…………」

……？？？
返事がない。

「A？」
A「……ｸﾞｽ」


泣いてる？

「……A？」

Aの布団をめくるとAは泣いていた。


知念「A？どうした？」

これは……あの時と一緒だ。





【Aが病院で保護される時】

母「あの……このこ病気なんです。頭が痛いってずっと言ってて泣きわめいて……熱もあって……私もう育てられないです。では。」

そう言ってAのお母さんはAを捨てた。
Aは熱のせいか人見知りのせいかすべてを拒否して泣きわめいていた。




〜回想終了〜


その時と一緒。
久しぶりに熱を出したから辛いのだろう。

「A辛かったね、ちょっとだけ我慢してね。」

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