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〜涼介〜
5時。いつもならAが目が覚めてしまってすすり泣いてる時間。でも今日は違うかった。
部屋に近づくと聞こえる泣き声。
これはAのものに違いない。
すると部屋から出てきたのは愁弥くん。
涼介「愁弥くん?!」
愁弥「なんか起きたらしくて泣いちゃって…」
涼介「大丈夫だよ。部屋戻ろうか」
A「わーん。゚(/□\*)゚。」
涼介「A〜?おはよ。」
Aは相変わらず泣いていて。
涼介「おいで、」
とだっこしてあげると言っても首を振り続ける。やっぱり言っとくべきだったのかな。
とか考えながらAをベッドから抱き上げた。
涼介「大丈夫だよ。A。」
A「わーん…ゴホッ……わーん」
むせるまで泣いてしまってもうAも疲れ気味。昨日熱だったんだから今日は静かにしてほしい。脱水なったら困るよー
やっぱり部屋にいちゃいけないと思いAを抱いてナースステーションへ向かった。
愁弥「あのっ……」
涼介「大丈夫だよ。まだ朝早いから寝てていいよ。」
愁弥「あ、はい。」
愁弥くんはあくまで心臓病患者だ。静かにしとかなきゃいけない。
涼介「A大丈夫だから泣かないのヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙」
それでもAは泣き続ける。
Aの人見知りは相当なものなのだ。
【ナースステーション】
ナースステーションは今人が全然いなくてしんとしていた。
すると落ち着いたのかAは泣き止んでこっちを見ていた。
涼介「大丈夫?」
背中をポンポンしながら聞くと
A「(。_。`)コク」
静かに相槌を打った。
まだAにしては朝早い。
背中をポンポンしてAを寝かすことにした。
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たぁちゃ! - すごく面白くて気に入りました (10月10日 12時) (レス) @page17 id: 0f0267db16 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈って言います(プロフ) - 彩優さん» ありがとうございますううううう!これからも待っててくださいねぇ (2018年2月18日 9時) (レス) id: ebef2c5199 (このIDを非表示/違反報告)
彩優(プロフ) - お気に入り作者に追加しました!いつも楽しみにこの小説見てます!これからも更新楽しみにしてます! (2018年2月17日 20時) (レス) id: 6440c5dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈って言います(プロフ) - このアカウントですぅぅぅぅぅぅ!! (2018年2月17日 19時) (レス) id: 1bc89ec548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふゎら。 x他1人 | 作成日時:2017年12月23日 18時