今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:161,743 hit
小|中|大
22話 ページ23
『……はあっ……!……はあっ……!』
呪力ももうほぼない、四面楚歌の効果も切れた、領域展開をしてもこの程度
兄さんも負け"彼女"でも殺すことができなかった呪霊
私にはあと何が残っているだろうか…
手に持っている刀を力強く握りなおす
一瞬の判断が遅れてしまい大蛇の体当たりを受けてしまった
『くぅっ……!』
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い
もう逃げてしまいたい、このまま殺されて兄さんの元に行こうかとも考えてしまう
けど、ここでただ殺されてしまっては兄さんが死んでからの10年間敵を討つための努力が無駄になってしまう
私にはもう何も無い?…まだあるではないか
『……この命を賭けて……死んでも殺す!!!』
─────このとき私は自分に呪いをかけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
279人がお気に入り
279人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫 | 作成日時:2020年10月29日 17時