11話 ページ12
森林を抜けると少し開けた場所に辿り着く
帳の中は濃い呪いの気配が漂っている
もしかしたら特級クラスの呪霊がいるのかもしれない、五条先生と一緒にいた方がよかったのかもとほんの少し後悔した
4時の方向からこちらを伺っている気配が1人
『こそこそ隠れていないで出てきたらどうですか』
振り返りながら言うと、森林の中から呪詛師らしき人が出てきた
「可愛い女の子に出てきてって言われたら出てくる以外の選択はないよね〜」
Tシャツにジーパンのラフな格好、ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべる呪詛師
「俺ね可愛い女の子が大好きなんだ〜ちょっと可愛がらせてよ」
敵の呪詛師は手元に持っていた鞘から刀を抜き出し、さっきのニタニタ笑顔とは打って変わって獲物を捕らえる捕食者の目に変わっていた
『可愛がられるのは嫌ですが、刀を使う者同士力比べといきましょうか。まぁ殺しますけど』
蔵から刀を取り出して戦闘態勢に入る
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年10月29日 17時