10話 ページ11
「五条!!"帳"が下りきる前にアンタだけ先にいけ!!」
「いや無理」
「はあ!?」
実質あの"帳"はもう完成している
視覚効果より術式効果を優先してあるのか
「下りた所で破りゃいい話でしょ」
帳に触れようとするとバチと音をたてて触れることすらもできなかった
なんだこの違和感…
「ちょっとなんでアンタがハジかれて私が入れんのよ」
歌姫の右腕はハジかれることなく帳に入れていた
「成程、歌姫お爺ちゃん先に行っててAは僕と一緒ね。この"帳""五条悟"の侵入を拒む代わりにその他"全ての者"が出入り可能な結界だ」
歌姫とお爺ちゃんは帳の中に入っていく
「A」
隣にいる筈のAは帳に歌姫と同じように右腕を入れていた
『なんですか五条先生』
「Aは僕と一緒に行動だよ」
首を少しかしげ一言だけ「無理です」と言って帳の中に入っていく
首をかしげるAはちょっとあざと可愛いな、なんて考えいたら既に帳の中
「マジか…」
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年10月29日 17時