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13話 ページ14
東の方から急に呪力の気配が感じられた
この呪力の気配はA……
虚式「茈」で敵の呪霊を吹っ飛ばした後急いでAの気配がする場所まで移動する
ずたずたに鋭利な刃物で何回にも及んで刺された後の死体、血の海、惨たらしい量の武器、返り血を浴びたA
身体は何ヶ所も切り傷があり制服も所々焼けてぼろぼろ、ストッキングも破れて足からは血を出していた
術式「四面楚歌」を使ったんだろう、半径500m以内に味方が1人もいないときに一時的に能力を底上げする術式その分反動も凄いはずだ
「A…」
名前を呼び立ったまま動かないAを無理やり振り返させた
瑠璃細工のような瞳でどこが遠くを見ている
僕にはAがどこを見ているのかわからなかった
「A!」
大きな声で名前を呼ぶと我に返る
『…五条先生?』
「帰ろう」
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年10月29日 17時