10話 ページ10
「…なぁ、角名ほんまに住所あってるんか?」
「なんで俺に聞くんだよ銀島」
「俺に任しとき、何度も来てるからわかっとる」
仙一Aの自宅前には男子バレー部にプラス佐々木結衣がいる
「…にしても豪邸やなぁ」
前には蔦の絡まるレンガ造りの西洋建築は、他を圧するがごときに豪勢な風に建っている。
男子バレー部プラス佐々木結衣は仙一Aにサプライズをしようと考えており、本人には黙って家まで来ている
「ほな…行くで…」
家についているインターホンを押す宮侑
鳴り響くインターホンの音色までどことなく気品がある
鳴らしてから1分経ったが誰も出てくる様子はない
「もういっぺん行くで…」
再度インターホンを鳴らす宮侑
だがそれでも誰も出てくる様子はない
しびれを切らした宮侑は連続でインターホンを鳴らす、気品もへったくれもなく、ただただ早く誰かが出てきてほしい一心からだった
「侑…近所迷惑になるやろ…」
「すっ、すんません」
北信介に怒られインターホンを連続で鳴らすのをやめる
インターホンを鳴らすのをやめた途端扉がガチャと開き仙一Aが出てきた
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年5月23日 12時