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40話 ページ40
満開の八重桜が、雲ひとつなく晴れ上がった空を背景に、時折、花びらを散らせてくる
あっけないほどあっという間だった私の高校生活は今日で終わってしまった
新しい制服に身を包み入学してから3年間積み重ねた日々には意味のある生活が送れた
初めはただ姉さんに嫉妬していただけでそれは違うと君は教えてくれた
私は私だと…
それに君のおかげで進むべき道に進むことができた
君と私は進む道が違う…
「…ほんまに行くんか?」
───離したない
『うん…行くよ…』
───離れたくない
───それでも
『「じゃあね/な」』
宮侑と別れまして
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年5月23日 12時