宮侑と別れまして【宮侑】 (ページ13)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:107,322 hit

13話ページ13

「お、図書カードや」

「俺は…なんやこれ？…ペンか？」

今は皆でプレゼント交換をしている

一応プレゼントは余計に用意していたので私だけ出すプレゼントが無いなんてことにはならならかった

「おっ！アロマキャンドルや！」

結衣が引き当てたのは私が用意したアロマキャンドル

『結衣には後でもう一個プレゼントがあるから渡すね』

「持つべきものは友達やな！」

すごく嬉しそうにしてくれてよかった

『…私は、なんだろ…』

自分の手元にある袋を開け、手を中に入れてみるとぶにょっと何かすごい触り心地の物が入っている

『……っ！』

恐る恐る袋をひっくり返してみると中からはトカゲのおもちゃが出てきた

「これ誰からのプレゼントなんやろうな」

不思議そうにする治くんに答えるように角名くんが反応した

「あ、それ俺」

「はぁ？！まじでそれはありえへんで！」

侑くんが大きな声をあげ話始める

そろそろ皆の飲み物がなくなる頃だと思い、私はキッチンに向かった