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その後は、色んな話をしてたくさん笑った




やっぱりこういう時間っていいな。




───

夏希はそのまま仕事に戻っていっちゃって




「これからどうしよ〜」




なんの目的もないまま電車に飛び乗る




満員電車から降りる人々に押し出されて着いた駅は、若者の街。




常に騒がしいから余計な事考えなくて済むかも




なんて思った矢先、目の前にはでかでかとキスマイの広告看板。




私はいつもこんな方達とお仕事させてもらってるんだなぁ。




少し感動しながらぶらぶら街を散策していると




「へっ?」




誰かに肩を叩かれた気がした。




誰、、昼からナンパ?恐る恐る振り返るとそこには




「藤ヶ谷君!」




藤「ちょっと来て」




藤ヶ谷君は一定の距離を空けてボソっとそう言った




そりゃそうだよね。彼らは大人気アイドル。




こんな真っ昼間の若者だらけの場所で見つかったりしたら…




見失わないように後をついて行くと、人けのない路地裏のパーキングに着いた




藤「A後ろ乗ってー」




言われた通りに後部座席に乗り込む




運転席に座った藤ヶ谷君は、クルッとこちらを振り返って




藤「あの、もしかしてA今用事あった?」




「ううん?暇だったからぶらぶらしてたの」




藤「あーー良かった。ほんと、いきなりすいません。笑」




「いえいえ。笑 どうかしたの?」




藤「や、ただ話したかっただけ。」




藤「俺は次の仕事まで時間あるからぶらぶらしてた」




「へぇ。次の仕事何時から?」




藤「えーっとね、一時間後かな」




ドライブする?ってニコニコしながらきいてくる




そんな笑顔で言われたら断る人なんていないよ…




結局、藤ヶ谷君の運転で都内をグルグルすることに。




藤「そういえば前さ、俺のとこに飲み物置いてくれたのA?」




「あ、気づいた?私もやりたくなっちゃって。」




藤「あれほーんとに嬉しかった。ありがとね」




「藤ヶ谷君こそ、いちごオレありがとう♪」




藤「いちごオレ?あれ俺あげたっけ」




「私の荷物の所に置いてくれてあったじゃないですか〜笑」




藤「…いや、俺置いてないよ」

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ゆきの(プロフ) - 恵美さん» コメントありがとうございます(喜)恵美さんのおかげで益々やる気出ちゃいました。これからもお付き合いください(^ ^) (2018年6月7日 0時) (レス) id: 3af92d384e (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは…安心して読み進めたいと思います。藤ヶ谷くんとの恋愛も楽しみにしてます。 (2018年6月6日 19時) (レス) id: d7fb3062c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきの | 作成日時:2018年5月8日 17時

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