不器用な君へ〜Y.T〜��

18〜Tside〜 ページ18

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いつものように先輩を家まで送った帰り道




前の方で3.4人くらいの男が騒いでいるのが目に入った。




見るからにヤバそうな感じだわ。




早足で横を通り過ぎると、




その男達の中から聞き覚えのある声がした。




A「やめてっ...！帰してください...っ」




.........A？




振り返るとそこには




小さく怖気付いたAの後ろ姿。




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玉「A。」




男「...誰やお前。」




男「今楽しく遊んどったのになぁ？姉ちゃん。」




A「.......」




こいつら、Aの肩に腕回してニヤニヤしてやがる




玉「A、帰ろっか〜」




こんなヤツら相手にする方がおバカだよね。




男「誰や聞いとんじゃ。」




男「なぁ兄ちゃん舐めとんのか？」




うわ、すごい顔してるよまったく。




隣を見るとAが不安そうな顔をして俺を見ていた




俺はAの手を強く握って




玉「僕ですか？あ、こいつの彼氏です




ちょっと、今からデートなんで失礼しますね」




そのままさささっと逃げちゃった







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玉「....お前気をつけろよ」




A「....うん。ありがとう。




あと.....手、離して..？」





A、さっきからずっと俯いたままなんだけど。




俺が彼氏って言ったの嫌だった？




その後も結局家まで1度も目を合わせてくれなかった

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