ナイトメア・・・・・・ ページ43
君の顔がうっすら見えて
声を出そうとしたら
吐き気が襲った
ｙｚ「気持ち悪い？」
私がうなづくと
そばにあった何かを丸めて
頭の下に敷いてくれる
服を緩めて
冷蔵庫から水を持ってくると
側のテーブルに置いた
ｙｚ「救急車・・・」
そう言って電話をかけようとするから
起き上がろうとするけど
出来ない
A「ダメ・・・困る・・・」
ｙｚ「でも・・・」
A「大丈夫・・ただの貧血だから」
ｙｚ「動けそう？」
A「うん・・」
返事をしたら
ふんわり抱きかかえられて
寝室に行くと
ゆっくりベッドに降ろされた
A「ごめん・・・」
ｙｚ「心臓 ・・・・止まるかと 思った・・・」
君はヘナヘナと床に座り込んだ
私は手を伸ばして君に触れる
肩で息をしてる君
私の手を握ると
ベッドに寄りかかって座った
二人で黙っているけれど
つないだ手はあったかくて
離したくない
ｙｚ「・・・あなたはさ・・きっと・・・俺より考えなくちゃいけないことが たくさんあるんだろうね」
外を見ながら君が言った
つないだ手を揺らしたら
君はその上に頬を乗せた
瞑った瞼
やっぱり綺麗だなって思いながら
眺めていた
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mei007(プロフ) - 智枝さん» 初コメントありがとうございます。私の自己満のお話を大好物って言ってもらえるなんてすんごくうれしくてニヤニヤしちゃいました。静岡行かれるんですね！楽しんできてください。これからもよろしくおねがいします＾＾ (2018年6月29日 21時) (
レス) id: 6950e68c8a (このIDを非表示/違反報告)
智枝(プロフ) - やばい！こんな大好物小説見逃していたとは・・・！静岡行かなきゃなのに一気読みしましたｗこれらも楽しみにしてます！！！ (2018年6月29日 12時) (レス) id: 39729ed9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mei007 | 作成日時：2018年4月21日 0時
