冷えた視線 ページ17
そんな日々がダラダラ続いていたある日
残業がやっと終わって帰り支度を始めた頃
同僚に呼び出された
もう疲れているからと断ったけれど
大事な取引先も一緒だと言われて渋々向かった
少し前にオープンした
スタイリッシュなホテルのなかのレストラン
名前を告げると
大きなドアの部屋に通された
照明の消えたその部屋で
大勢の声が聞こえた
SURPRISE！！！！
明るくなると
同僚 上司と
中心に
海外赴任中であるはずの夫が笑っていた
状況がわからない私
同期「びっくりした？旦那さんすごい出世よ
Aを驚かせたいって相談されたからみんなで企画したの」
夫は私を胸に抱くと
おでこにキスをした
私は笑おうとしたけれど
ただうなづくだけだった
浴びるほど酒を飲んだ私は
もう歩けない
夫に支えられて エレベーターを待つ
同僚に冷やかされながら
階下に降りていく
この人これからどうするんだろう・・・
そんなことを思っていたら
扉が開いた
あ・・・・・
目の前に立ってる君は冷たく私を見ていた
同僚「ほらAしっかり歩いて」
同僚「旦那さんといっしょだから安心したのかな いつもは酔わないのに」
かけられる言葉
支えられてなんとか歩く私
冷たい視線
君の腕に回された細い腕
もうなんにも考えたくなかった
・・・・A・・・・・
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mei007(プロフ) - 智枝さん» 初コメントありがとうございます。私の自己満のお話を大好物って言ってもらえるなんてすんごくうれしくてニヤニヤしちゃいました。静岡行かれるんですね！楽しんできてください。これからもよろしくおねがいします＾＾ (2018年6月29日 21時) (
レス) id: 6950e68c8a (このIDを非表示/違反報告)
智枝(プロフ) - やばい！こんな大好物小説見逃していたとは・・・！静岡行かなきゃなのに一気読みしましたｗこれらも楽しみにしてます！！！ (2018年6月29日 12時) (レス) id: 39729ed9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mei007 | 作成日時：2018年4月21日 0時
