#ep. ページ4
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Side.you
「何にする〜?」
ブランドがたくさん並んである所を2人で徘徊。
照くんの誕生日だからね。
岩本「いいってそんなん。」
パパの特権、というか。
なんというか?
裕福な生活はさせてもらってたから、お金で寄ってくる人とかの見分けはだいたい着く。
キャバクラで働いてた時も、誰が何を私に求めてるか、なんて痛いほど分かってた。
「照くんこれ似合いそー。」
岩本「可愛いけど…」
「そんな渋らないでよ。」
色恋営業してる私が好きなんだなって、痛感して居心地悪くなって、目標売上達成と同時に辞めた。
今でも、有名な歌舞伎町の方とは並べるくらいの売上はしてた。
ただ私は、六本木だったから、六本木の女王なんて呼ばれてた。
翔太くんにも勿論、色恋でしてたら、そんなのお前じゃねえだろって言われて、私が初めて素で喋れた相手。
客なんだなら我慢しろよって言われるかもだけどね。
「あ、照くん!これ可愛いよー?皆のレッスン着にしちゃいなよ!」
岩本「レッスン着にしては高すぎんだろ」
「えー?そうかなあ?可愛いけど…」
「あ…」
岩本「目黒に似合いそうだな?」
「な、なんでわかったの…」
岩本「ん?目黒っぽいから?(笑)」
「ばか!そんなんじゃないもん、」
まぁ、こっそり買ったのは照くんと私の秘密だけど。
あ、ちゃんと皆のレッスン着も買ったよ!
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作者名:ゆうあ | 作成日時:2022年5月16日 13時