青春！ (ページ4)

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真依side

？『真依ちゃん、、、？』

振り向いた先にいたのは__________宮舘先輩だった。

涼『どうしたの、、なんかあった？』

｢しょっ、しょうたせんぱいが、、、、｣

涼『１回落ち着いて、、そこの空いてる教室に行こう』

_________________________

涼『で、何があったの？』

｢さっき、翔太先輩がまうちゃんと手を繋いで歩いてて、私、翔太先輩が好きでずっと努力してきたんです。トロンボーンをもっと上手くなろうとか、もっと練習しようだとか、なのに入ってきたばっかで全然練習もしないまうちゃんにこんな形で、、、、｣

涼『もういいよ、、話してくれてありがとう。最近、俺も康二も心配してたんだよ真依ちゃんの事』

｢し、心配ですか、、？｣

涼『元気ないし、トロンボーンの音もね、ちょっと悲しそうだった。』

｢悲しそうな音、、、｣

涼『それに、好きな子が元気なさそうだったら気になるじゃん？』

｢すきなこ、、、、、えっ？！｣

涼『ごめんね、弱ってるとこに漬け込むのは悪いと思ってるんだ、だけど俺、真依ちゃんが入学してきた時から好きだった。絶対に泣かせない俺と付き合ってくれませんか？』

｢ぉ、お願いします。翔太先輩の事、まだ忘れられないけど、そ、それでもよかったら、｣

涼『ありがとう、嬉しい！これからよろしくね、俺の彼女さん』

｢お願いします////｣

この日、教室からは嬉しそうなユーフォニアムとトロンボーンの音が響いていた。

『トロンボーンの先輩に恋したトロンボーン』は、

『トロンボーンの後輩に恋したユーフォニアムの先輩』になりました(笑)

『トロンボーンの先輩に恋したトロンボーン』Fin