Aぇアイドルと王子様② (ページ48)

今日:16 hit、昨日:4 hit、合計:13,571 hit

内通者ページ48

？？？side

？「失礼します、お疲れ様です。」

ここは事務所の社長室。
目の前には、社長が座っている。

麗「いらっしゃい♡
どう？調べてくれたかしら？」

？「はい。まだ少しですが、ある程度は調べました。」

麗「そう…調べた資料みせてくれる？」

そう言われて、社長に持っていた資料を見せた。そして、社長はその資料に目を通した。

？「彼らはAぇ！groupという、ジャニーズ事務所所属の関西ジャニーズJr.。
メンバーは、末澤誠也、草間リチャード敬太、正門良規、小島健、福本大晴、佐野晶哉の６人組グループです。
皆さん、個性豊かで凄く人気もあるグループです。」

麗「あらぁ、写真を見る限りイケメン揃いじゃない♡写真見ただけでも、好きになっちゃいそうだわ♡」

？「真面目に話しているので、冗談言うの辞めてくれますか？」

麗「それで？この６人がAの友達になったってわけ？」

？「Aは、森のオトモダチとか言ってましたけど、恐らくそうだと思いますよ。」

麗「そう…だからAは森のオトモダチとか言ってたのね。」

？「そう思うと気が楽なんですって。」

なんで、森のオトモダチって思うと気が楽なのかは、全然わかんないけど…

？「申し訳ありませんが、僕が調べた結果はこれくらいです。僕も１度しか、Aぇ！groupの方々とお会いした事がありませんので、まだよくわかりませんが…」

麗「そう…でも、ありがとう。
またなにかあれば、報告よろしくね♡
私の大事な王子様達を…壊されても困るわ。
特にAが壊れてしまう事がね…」

？「…………」

麗「そのAぇ！groupの人達が私の作り上げた王子様に、なにかをしようとするなら……
こちらも容赦はしないわ。」

社長のその表情は、いつもの明るい表情では全然なくて、ただただ怖い顔をしていた。

麗「まぁ、引き続き調査を続けてね♡
王子様としての、あなた達の活動を守る為に。そしてAが壊れないように…。頼んだわよ………

理人」

理「…わかりました。失礼しました。」

そう言って、僕は社長室から出た。

僕は、トリスタ…この活動を守る為。
そして、Aが壊れないように…

僕達の世界に、他のヤツらなんかいらない。
特にAの世界に、入り込もうとするヤツらなんか、絶対に許さない。

例え、内通者なんて言われたって構わない。この活動を守る為だったら、なんだってしますよ。