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散策していると、ひとらんさんが
村の子供達と遊んでいた。
周りには、オスマンさんの姿が見えない。
em｢ひとらんさん、オスマンさんを見掛けませんでしたか？｣
ht｢オスマンならお店に居るよ｣
｢見たい物があるって｣
em｢そうですか｣
｢ねぇ！ おじさんも一緒に遊ぼ！｣
子供達が、走って周りに集まってきた。
一人が手を引いて、遊びに誘ってくる。
em｢おじｯ...！｣
ht｢おじさん(笑)｣
em｢ﾝﾞﾝﾞｯ！ まぁ良いですよ｣
｢やった！ じゃあ、かくれんぼ！｣
｢おじさん鬼ね！｣
承諾すると、子供達が一斉に逃げ出して
ひとらんさんも後に付いていく。
木と向かい合わせになり、数を数えた。
em｢...８...９...１０！｣
さて、何処や？
隠れた子供達を探していると、遠くの方が騒がしい。
皆さんも気になったのか茂みから、様子を伺いに出てきた。
騒ぎが起きている方へ行くと、兵士の格好をした数名の者が村長と話をしていた。
｢王様の決め事だ！ 逆らう気か！｣
｢ですが...私達の村では、食べていくのが精一杯でして...｣
｢言い訳は無用だ！ 金目の物を回収しろ！｣
｢そんな...！｣
兵士達は、村長を押し退け
店に有る品や民家に入り、金品を押収していく。
村の人々は、ただ呆然と見ているだけで
兵士に対して誰も抵抗しない。
物足りないのか、近くに居た子供の腕を掴み
売りさばくと言い始めた。
｢お母さぁん！ お父さぁん！｣
｢マリア！｣
｢その子だけは、お辞めください！｣
さすがに、我が子を取られまいと
親と思わしき人が抵抗する。
兵士はその親に向かって
何の躊躇いも無く、剣を振り下ろした。
二人は崩れ落ち、子供の泣き叫ぶ声と
血の臭いが辺りに広がる。
ひとらんさんはそれを見て
咄嗟に、子供達から見えないよう前に入った。
心の中で、沸々と怒りの感情が込み上げ
静かに耳に手を当て、彼に状況を報告する。
em｢グルッペンさん｣
《状況は、ぺ神の能力で知っている》
em｢もう我慢の限界です...仕掛けますか？｣
《まて...俺が行く、そこで待ってろ》
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めぐぱんだ(プロフ) - 通りすがりさん» ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きますが、検索避けというとこはまた何かあったんですかね(笑)？ (2023年2月3日 13時) (
レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - タグも検索避けしたほうがいいですよ〜 (2023年2月3日 13時) (レス) id: 463d9420f9 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 修正をし、話が前後しました。コメントで指摘があれば気付き次第、修正致します。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年7月4日 2時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - ノコキノさん» コメントありがとうございます。もう一つの小説に専念してしまい、いつの間にか更新停止となってしまいました(汗。まだまだ続きますので、更新は遅いですが楽しんでいただけたら幸いです。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年3月27日 10時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
ノコキノ - 初コメ失礼します！いやぁ、面白過ぎです！更新停止になってしまったのが残念なくらいには！夢主がいないというのも、斬新でよみやすかったです！ (2022年3月25日 16時) (レス) @page43 id: 9f93cb888b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐぱんだ | 作成日時：2019年11月3日 17時
