寂しがり屋(zm) ページ10
お昼放課、シャオロンと大先生と
一緒に買ったパンを噛る。
sha「テストどうやった?」
ut「赤点は免れたけど
とんちに教えてもらったわ...」
zm「俺も...」
sha「シッマが羨ましいわ」
俺らは結局、トントンに教えて貰ったが
彼女から教えて貰えなかった。
zm「何で俺も、遠ざけられてるんやろ」
ut「水入りバケツ、お見舞したからやろ」
zm「シッマもやろ!」
sha「なら、他に何かあるんやろ」
「あーあ、彼女と仲良くなりたい!」
ut「僕も!」
どないしたらええんやろ...
話し合った結果、一番仲の良いトントンから
案を聞くことに。
教室に居たトントンに話し掛ける。
tn「彼女と仲良くなりたい?」
sha「せや!」
ut「とんち〜、何か良い案あらへん?」
tn「大先生には、教えとうないんやけど...」
大先生が、しょんぼりと肩を落とす。
大先生ドンマイ(笑)
tn「悪い印象を、変える何かをせんと
いかんとちゃう?」
zm「変える何かかぁ」
sha「何やろ...」
放課後、廊下を歩いていた彼女を見つけた。
話し掛けようと近付くが、彼女は
何人かの女子に、囲まれてしまった。
気付かれないよう、教室の中に入り
彼女等の会話を聞く。
女子達は俺等のファンで、彼女が目障りだとの事。
お前等が目障りやわ
間に入って、彼女から女子達を遠ざけた。
zm「A、大丈夫か?」
『うん...ありがとう』
俺から逃げるように、何処かに行こうとするので
彼女を引き止める。
今まで思っていた疑問を、彼女にぶつけた。
zm「何で避けるんや?」
『それは...機嫌が悪そうだから』
zm「機嫌?」
『エミさんを庇った時も、シッマと勉強していた時も
機嫌が悪そうだったから...』
zm「あれは...羨ましいかったんや...」
『え?』
zm「他の奴と仲良くなっていくのに
俺とは全然やったから」
麗奈がいた頃、彼女にやって来た事は
許される事ではない。
zm「あの時は、ほんまに悪かった...」
『ゾム...』
zm「すごい反省しとる...」
「せやから、仲間外れにせんといてやぁ」
『仲間外れにはしてないよ
ゾムも友達だと思っているよ』
zm「ほんま?」
『うん』
良かった...
嫌われていた訳では、なかったんやな。
しかし、彼女の笑みを見て
心がドキッとなったのは何故だろう。
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お - 味方じゃなかったメンバー…手のひらくるくるなの草それも良き (7月8日 8時) (レス) @page8 id: 8d1b6519ff (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 心結さん» ありがとうございます!言語力が無さすぎて楽しんでもらえるか心配でしたが、喜んでもらえて良かったです。 (5月23日 21時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
心結(プロフ) - わ!トントトンさんと夢主さん…いいね!僕夢主さんがシャオさんに物ぶつけられて倒れたりしたとき、何故か僕も震えたり(それは寒いからかも)泣いとったから、幸せなENDになって良かったなってマジで思う…!読んでてとても面白かったです!ありがとうございました! (5月23日 21時) (レス) @page50 id: 927fdbeab3 (このIDを非表示/違反報告)
まうすちいず - トントンさんと夢主さん…お幸せに!!!!! (2020年5月9日 23時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - オクタヴィア可愛いさん» ありがとうございます! 少なくともシャオロンとかには冷やかされそうですね(汗 (2020年3月15日 19時) (レス) id: 6873b8be52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぐぱんだ | 作成日時:2019年4月17日 21時