７話(em) ページ8
一面に広がる花畑。
色とりどりの花が咲いている。
後ろから声を掛けられ、振り向くと目が覚める。
何度振り向いても、顔を見ることが出来ない。
でも声で誰だかは分かる、Aさんだ。
他の皆さんには無いらしいが、私には前世の記憶がある。
生まれ変わり、グルッペンさんとも知り合い、またこうして軍に就いている。
しかし、彼女の姿が何処にも無かった。
また、会えるのだろうか。
そんなことを考えながら、いつものように身支度をして食堂に向かった。
zm｢エミさん、遅いで｣
em｢すみません、身支度に時間が掛かってしまって｣
os｢あと来とらんのは、トントンと大先生やな｣
｢大先生はいつもだけど、トントンが遅いのは珍しいね｣
食事をするときは、決められた時間までに全員集まって食べる、というルールがある。
遅れたら、トントンさんの粛清対象となる。
ht｢呼んでこようか？｣
gu｢いや、その必要はない。来たみたいだゾ｣
食堂の扉が開き、少しフラフラと揺れながら歩いてくる。
いつも整えている髪型は、崩れかかっている。
目の下には、どのくらい寝ていないのか、濃い隈が。
トントンさんだ。
tn｢すまん遅れたわ、間に合ったか？｣
sn｢ギリギリだったよ〜。それより、また徹夜したんやな？｣
tn｢せやけど、途中で寝てしもうたわ｣
少しして、廊下から雄叫びとともに足音が聞こえる。
勢い良く扉が開き、遅刻魔大先生の登場だ。
ut｢はぁはぁ... 間に合ったか！？｣
em｢３分遅刻ですね｣
tn｢大先生、後で粛清やな｣
ut｢マジか！くそぉ...間に合わへんかった...｣
大先生が悔しそうに席に座る。
食事を楽しんでいると、トントンが眠たそうに聞いてきた。
tn｢そういえば昨日の夜中、誰か俺の部屋に来たか？｣
em｢いえ、私は図書室にいましたから｣
zm｢俺は部屋で寝とったで｣
kn｢俺も部屋で寝てたわ｣
他の皆さんも口々に、自分は違うと言い始める。
gr｢何があったんだ？ トン氏｣
どうやら朝起きると、毛布が掛けてあり、誰かが部屋に入ったのではないかとのこと。
しかし、幹部は誰も彼の部屋には入っていない。
sha｢見回りの兵士ちゃうの？｣
tn｢せやけど、一般兵がわざわざ俺の部屋に入るか？｣
os｢せやな、いくら見回りだといえ普通は入らんわ｣
gr｢気になるな...｣
ロボロさんが、監視カメラで確認してくれるという。
ひとまず、彼の連絡があるまで通常業務をすることに。
食事が終わり、各自仕事に戻った。
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ノエル(プロフ) - 気長に待ってますね！頑張ってください！ (1月21日 11時) (
レス) id: f0168be442 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 只今、編集してリメイクしてます。かなり非公開にしてますが編集が終わり次第再表示させますので、ご理解の程、宜しくお願い致しますm(_ _)m。他の作品も作成しているので、なるべく早めには終わらせようと思っています(汗) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
Wellington Fritsch - 1080p (2020年12月15日 10時) (レス) id: 9272560492 (このIDを非表示/違反報告)
paradigm - Sleek Concrete Cheese (2020年12月15日 6時) (レス) id: de4e107c05 (このIDを非表示/違反報告)
megu(プロフ) - ネコミミ七つさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるなんて、めっちゃ嬉しいです！これからもよろしくお願いします (2019年2月10日 0時) (レス) id: 6873b8be52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐぱんだ | 作成日時：2019年1月11日 18時
