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他のメンバーにもそれが見え
それぞれ驚いた表情を見せる。
フォルダーには、大内社長とのやり取りと
彼女をこれからどうするのかという、計画書が入っていた。
gr｢これは一体どういうことだ？｣
t｢そ...それは...｣
gr｢彼女が、大内社長の娘だとはな｣
os｢大内家は、雪さんだけだと伺ったが...｣
恐らく、彼女の存在自体を隠したかった。
会社に入れたのは、自分の目に届く範囲に
居させたかったのだろう。
gr｢彼女は大内家の次女か？｣
t｢...｣
gr｢長女だな｣
彼の反応で、長女だと確信した。
妹と比べられ、出来損ないと言われ
彼女は計り知れない苦痛を与えられ続けた。
それを彼女は、独りで耐え続けたのだ。
許されるものではない。
gr｢貴様も、大内家の人間も決して許しはしない。覚悟しておけよ｣
t｢くそっ｣
押さえ付けられた痛みと、今回の失態で苦痛に歪んだ表情だが、すぐに口角が上がった。
この状況で、何を笑っていられる？
物陰から、大勢の人がぞろぞろと出てくる。
成る程、何かあった時の為に、大内社長の部下を
呼んでいたのか。
その中に、見覚えのある顔が何人かいた。
水族館で遭遇し痛め付けた、彼女の同級生だ。
懲りずに、良く顔を出せたものだな。
t｢早くこいつらをどうにかしろ！｣
zm｢グルッペン｣
gr｢オスマン、しんぺい神、竹谷を逃がすなよ｣
二人に糞野郎を任せ、向かってくる奴等の相手をする。
メンバーも応戦し、辺りに鈍い音と怒号が響き渡る。
しかし相手は素人なのか、そこまで強くはなかった。
次々と倒れていき、残るは同級生と残り数人のみ。
竹谷はその状況に、顔を真っ青にし見ているだけだった。
gr｢喧嘩を売ったのが間違いだったな｣
t｢馬鹿な...｣
gr｢そういえば、言っていなかったな。我々の本職は
t｢
コートの裏に隠していた銃を見せ
残りの奴に銃口をむける。
銃声と共に閃光すると、一人の頬を弾丸が掠めた。
それにびびったのか、そいつは怯えながら逃げていった。
gr｢他の奴等も、死にたくなければこの場から失せろ｣
残りの奴もその言葉に、逃げるように走り去った。
まぁ、後はエーミールが何とかしてくれるだろう。
あまりの事に驚いている彼に、今後のことを伝えるため、近付いていった。
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めぐぱんだ(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。大分お待たせしてすみませんでした(汗。これからも楽しんで貰えたら嬉しいです！ (2022年3月23日 7時) (
レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 続きが読めて幸せです！ありがとうございます！ (2022年3月22日 1時) (レス) @page49 id: 406b79fb24 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 黄緑さん» ありがとうございます！ 更新は遅いですが、楽しんで頂けたらとても嬉しいです。 これからもよろしくお願いいたします。 (2021年2月18日 12時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - 非ログ勢ですが、続きが出たら必ず見に来ます。とても面白いです。 (2021年2月16日 17時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 涙月歌さん» すみません(汗。()が確かに付いてませんでしたね... 修正しましたので、これからもよろしくお願いいたします。 (2020年11月30日 1時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐぱんだ | 作成日時：2020年1月11日 21時
