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あれから何事もなく、仕事も無事に終わった。
時間は夕方５時、このまま何も無く帰りたいなあ。
そう思っていたが、簡単にはいかなかった。
同じ雑用係の社員が、重要書類をシュレッダーに掛けてしまった。
勿論、その社員のミスなのだが
それを私に擦り付けてきたのだ。
その場にいた全員の視線が、私に向く。
え？ 何で私？
｢本当なのか？」
｢はい、彼女がそこにある書類全部、シュレッダーに掛けて良いって...」
『私、言ってません！』
しかも、その社員は周りから
可愛がられているため、彼女を守る人が多い。
今回も、彼女には罪は無く
私のせいだと言い始めた。
最悪、どうして私が関わること全て
悪い方向になっていくんだろう。
｢大内さん、彼女のせいにするのはよくないよ」
『そんな...』
｢シュレッダーに掛けかれた書類、復元出来るまで帰らないように」
原本の入ったデータを貰えば、済む話しだけど
その前に彼らは帰ってしまった。
これが、私に対する嫌がらせ。
もう慣れてしまったから平気。
会社で泊まることが確定したので、忘れないよう
竹谷さんに連絡をいれる。
原本が無いから、仕方がなくシュレッダーの中から
その書類の破片を探す。
何かこの展開、刑事ドラマとかで見たことある。
『一体、何時間掛かるんだろう...』
文句言ってもしょうがない。
一つ一つ破片をくっ付けて、書類の形にしていく。
何とか一枚完成したが、まだまだ必要な書類は、粉々になったまま。
疲れが溜まり、時計が視界に写る。
いつの間にか針は、１２時を指していた。
もうそんな時間！
時間を知ったからなのか、今までの疲れなのか
睡魔が襲ってくる。
寝たら作業が進まなくなる。
眠気と戦ったが、疲労には勝てず
重たい目蓋をゆっくりと閉じた。
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めぐぱんだ(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。大分お待たせしてすみませんでした(汗。これからも楽しんで貰えたら嬉しいです！ (2022年3月23日 7時) (
レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 続きが読めて幸せです！ありがとうございます！ (2022年3月22日 1時) (レス) @page49 id: 406b79fb24 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 黄緑さん» ありがとうございます！ 更新は遅いですが、楽しんで頂けたらとても嬉しいです。 これからもよろしくお願いいたします。 (2021年2月18日 12時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - 非ログ勢ですが、続きが出たら必ず見に来ます。とても面白いです。 (2021年2月16日 17時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 涙月歌さん» すみません(汗。()が確かに付いてませんでしたね... 修正しましたので、これからもよろしくお願いいたします。 (2020年11月30日 1時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐぱんだ | 作成日時：2020年1月11日 21時
